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【遊戯王】デッキ紹介『思ひ思ひ』

どうもりょかです。
オフ会の次の日にレポの記事とデッキ紹介の記事を書くという過酷なことを自分に強いてます。

今回は昨日のオフ会で使用したデッキの紹介です。

オフ会のレポはこちら

前回のデッキ紹介はこちら


0.勘違いから始まったデッキ

事の発端は《超重神童ワカ-U4》の初動使いてぇ~というところ。

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベースより

こいつ一枚からシンクロ召喚なりエクシーズ召喚まで召喚権を使わずできてさらにペンデュラムスケールもそろえちゃったりするトンデモ効果。

これを使えばいくらでも展開できるんですが、
機械族星8シンクロが簡単に立てられる
《カラクリ大将軍 無零怒》が簡単に立てられる
=星11のシンクロが出しやすくなってるな
と気づいたのが始まり。
(《カラクリ大将軍 無零怒》で星3カラクリチューナーをリクルートします)

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベースより

そこで出す星11シンクロは《骸の魔妖-餓者髑髏》

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベースより

《骸の魔妖-餓者髑髏》はその②の効果によって自分のリンクモンスターが破壊されると墓地からアンデット族を除外することで蘇生。
さらに③の効果によってそのターンあらゆるカードの効果を受けなくなる。
という強力なモンスター。
(なんとなく【魔妖】リンクモンスターが破壊された時だけの効果だと思われがち)

ここまでを召喚権もP召喚も残して展開しているので、《骸の魔妖-餓者髑髏》+1体で《暗影の闇霊使いダルク》をリンク召喚。
《暗影の闇霊使いダルク》が破壊されればその効果で《アンクリボー》をサーチして破壊をトリガーに《骸の魔妖-餓者髑髏》が蘇生。次のターン以降も《アンクリボー》の効果で《暗影の闇霊使いダルク》を蘇生させれば同じことができる。
もうデッキじゃん!
……と思っていました。

※《暗影の闇霊使いダルク》のサーチ効果は「リンク召喚したこのカードが~」なので蘇生じゃサーチはできません。

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース
遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース

それに例えイカサマしてサーチができたとしても《アンクリボー》で出したモンスターはエンドフェイズに墓地に送られてしまうため、「攻撃やめます」と言われればそれまで。
サーチもなければ(ハナからないんですが)リンクモンスターの破壊もされず《骸の魔妖-餓者髑髏》が蘇生してくることもありません。

この勘違いから他のいい感じのリンクモンスターをひたすら探してできあがったのが今のデッキです。


1.デッキレシピ

遊戯王ニューロンより

紆余曲折を経て《骸の魔妖-餓者髑髏》の相方に選ばれたのは《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》でした。

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース


2.デッキの動きと初動

上でも書いた通りやりたいことは【超重武者】から《骸の魔妖-餓者髑髏》を立ててそれを素材にしつついい感じのリンクモンスターを出すことです。

《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》はその②の効果によって攻撃を自身に誘導する効果があります。
これによって一度バトルフェイズに入ろうものなら殴らなきゃいけませんし、突破されても《骸の魔妖-餓者髑髏》が復活してくる。という盤面を築くことができました。


初動を冒頭で書いた《超重神童ワカ-U4》からごにょごにょして《骸の魔妖-餓者髑髏》経由の《暗影の闇霊使いダルク》。
とすればとりあえず初ターンは
「破壊したら何かサーチ&《骸の魔妖-餓者髑髏》蘇生しますよ」
の圧をかけつつ、2ターン目以降で《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》での攻撃誘導を仕掛けていきます。

この初ターンで《暗影の闇霊使いダルク》が破壊された場合も懲りずに《アンクリボー》をサーチするんですが、その用途は3ターン目以降。
一度突破された《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》を《アンクリボー》の効果でバトルフェイズ中に蘇生することで確実に戦闘を強いる動きに利用します。


ここまで一切触れてきませんでしたが《骸の魔妖-餓者髑髏》の蘇生効果を使うには墓地に他のアンデット族モンスターがいないといけません。
それどうやって供給すんねん問題。

遊戯王ニューロンより

除外するアンデット族としてチョイスしたのは言わずと知れた除外無限コストの《背護衛》《アルグールマゼラ》。それに《不知火の宮司》。
アクセス方法としては《背護衛》と《不知火の宮司》へは《ゴブリンゾンビ》から。
《アルグールマゼラ》は《森と目覚めの春化精》で墓地に落とすことで供給します。

《ゴブリンゾンビ》は墓地に送られるとサーチができるのでリンク数を稼ぐついでにサーチしてくれるのが偉い。

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース

《森と目覚めの春化粧》は序盤では《アルグールマゼラ》を落とす動き。
中盤からは地属性を蘇生する効果で《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》を使いまわせるという2つの役割を担っています。

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース


3.その他の採用カードたち

3-1.闇属性・守備力1500以下

《暗影の闇霊使いダルク》のサーチ範囲である闇属性・守備力1500以下のモンスター群。

遊戯王ニューロンより

ここに初動の《超重神童ワカ-U4》もいるのがヤバすぎる。

《雙極の破械神》は魔法罠を積極的に採用できない【超重武者】で相手ターンの妨害策としての一手。
選んで破壊の除去も打点も普通に強い。

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース


3-2.サイバース族

《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》はその③の効果で手札からサイバース族を捨てることで1ドローすることができます。
それのコストに当てるために申し訳程度にサイバース族を採用。

遊戯王ニューロンより

《プロフィビット・スネーク》は攻撃誘導した《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》が負けそうなときへの対処や、墓地効果で墓地のカードを除外できるため【超重武者】の効果発動に必要な「墓地に魔法・罠が無い」という状況を作るのに活躍してくれたりします。

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース


3-3.エキセントリック・デーモン

遊戯王 OCG デュエルモンスターズ カードデータベース

ペンデュラムデッキにおいてスケールがそろったままターンを渡すと往々にしてスケールが割られてターンが返ってきますよね。
ましてや《超重神童ワカ-U4》なんて残してたらまた次のターンも同じことやられかねないので《超重神童ワカ-U4》を割って《超重僧兵ビッグベン-K》だけ残ってターンが返ってくることが多いです。

そんなときに《エキセントリック・デーモン》は大きい方のスケールになってくれますしついでにバック除去の性能も。
この魔法罠破壊の効果は自分のカードを対象にすることもできるので《超重僧兵ビッグベン-K》を割ってスケールを空にして2枚目以降の《超重神童ワカ-U4》を起動できるようになる。なんて言うウマぶりムーブもできたりします。


4.さいごに

このデッキは組みあがった当初は全然気に入っておらず、オフ会で奮わなければ崩そうと思っていました。
しかしながら友人や対戦した方に褒めてもらえたので存続が決まりました。
自分でもこのデッキをもっと好きになれるように調整しながら存続していきたいと思います。

対戦してくれたみなさん、褒めてくれたみなさん、ありがとう。


デッキ名は「思ひ思ひ(重い想い)」
戦死者や野垂れ死にした者など、埋葬されなかった死者たちの骸骨や怨念が集まって巨大な骸骨の姿になったとされる餓者髑髏。
Wikipedia参照
【超"重"武者】たちの"想い"が集まって《骸の魔妖-餓者髑髏》が出力されるところから名付けました。

オフ会ではこのデッキで皆さんの思い思いのデッキを見ることができました。


ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回のデッキ紹介でお会いしましょう。

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