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アドベントカレンダー

我が家では、12月になるとアドベントカレンダーが登場します。10年以上前から続く、我が家の習わしです。子どもは、長女が大学生、次女が高校生になりました。それでも毎年、楽しみにしてくれています。ありがたいことです。

アドベントカレンダーは、四角いクリスマス仕様のボックスに小さな引き出しがあります。妻がそこに小さなお菓子を詰めます。それは飴だったりチョコレートだったりします。特別高級なお菓子が入っているわけではありません。「お徳用」と書かれた袋のお菓子を振り分けるだけです。それでも子どもたちは楽しみにしています。

バナナと羊羹はやめてね

11月の終わりが近づいたある日、次女が言いました。
「お母さん、準備できてる?」
「お願いだから、バナナはやめてね」

以前、一度だけ引出しにメモが入っていて、そこにはこう書いてありました。
「かごの中にバナナがあります」
子どもたちからは、「これ反則じゃない?」「それだけはやめて、夢が壊れる」と、それ以来、毎年、笑っています。

去年は、小箱に小さな羊羹が入っていました。子どもたちは、「朝から羊羹、きつくない?」と言い、羊羹は私にまわって来ました。

遊び心が大事です

毎朝、子どもたちは競ってアドベントカレンダーを開けています。中から出て来たお菓子に一喜一憂しています。

アドベントカレンダーに入り切らなかったお菓子は、すぐそばの戸棚にそのまま置いてあります。食べようと思えばいつでも食べられます。それでも子どもたちは、大入り袋のお菓子を食べることなく、アドベントカレンダーのお菓子を食べています。遊び心が大事です。

妻は、こんなに長く続くとは思わなかったと言います。もしかしたら、子どもたちが親の反応に付き合ってくれているのかもしれません。

写真は、去年のアドベントカレンダーの中身です。

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