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2020年、歩くことがスタンダードになった年

2020年も残り5日となりました。少しだけ2020年をふりかえります。

脊椎管狭窄症の手術をする

2020年03月、約20年間、患ってきた脊椎管狭窄症の手術をしました。私は、手術をする前は5分ぐらいしか歩けませんでした。それが今では元気よく歩いています。世界が変わりました。

いつから腰が悪かったのかはっきり覚えていません。しかし、結婚したときに住んでいたマンションの近くにあった整形外科に通っていたので20年になります。その後、だましだまし、リハビリを受けながら過ごしていました。

10年前、手術を受けようと思い大きな病院に行きました。そこで脊髄分離すべり症と診断されました。そのときの先生に「手術をしても治るかどうかわかりません、それでもよければ手術をします。」と言われ、手術をする気がなくなりました。しかし、2年ぐらい前から、仕事や日常生活に影響が出てきました。

仕事や日常生活に影響がでる

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。主たる業務は理事長業務です。しかし、直接支援にも入ります。その直接支援ができなくなりました。また、私の法人は、事業所と事業所の間が離れています。車で移動しなければいけません。その車の乗り降りが辛くなり、回数が減りました。

日常生活では、買物に行くことができなくなりました。また、週一で中野に行くときも、電車に乗るのが大変でした。杖を持っていたので、席をゆずってもらいなんとか乗ることができました。しかし、座れないときは、数駅ごとに電車を降りて駅のベンチで休憩をしました。

それが今では、まったく問題なく電車に乗れます。先日、電車の中で席をゆずることもできました。

毎日がリハビリ

今回、手術をしてくれた先生は、「手術は、安心してください。手術の翌日から歩くことができます。あとは、自分で歩く練習をしてください。」と言いました。本当に翌日から歩くことができました。

手術から一週間後の4月2日に退院をしました。それから一週間、仕事を休んで毎日、歩く練習をしました。毎日、毎日、少しづつ歩ける時間が伸びました。季節は、桜の季節でした。

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紫陽花のころには、1時間半ぐらい歩けるようになりました。散歩をして花の写真を撮ることが楽しみになりました。

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最近は、夕暮れ時が素敵です。今まで自分の家の近所のこともわかっていませでした。歩けるようになり、近所に富士山がきれいに見えるスポットがあることを知りました。

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私の家は、JRの駅からバスに乗り、バス停から歩いて5分ぐらいの所にあります。手術前は、それすら辛くて、駅からタクシーに乗っていました。それも今では、駅から家まで30分ほどかけて歩きます。行きも帰りも駅まで歩くことが普通になりました。

今年は、世界が変わりました。

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