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コルセットがはずれた!

今年の3月25日に腰、脊椎管狭窄症の手術をしました。その後、装着していたコルセットがやっと外れました。

私は、10年以上前から腰に痛みがありました。今までは、急に痛くなり、1年ぐらいすると痛みが和らいで、その繰り返しでした。だましだまし、生活をしてきました。しかし、今回だけは悪化する一方で、去年の秋ぐらいからは、5分くらい歩くと足がしびれ出して立っているが困難になってきました。そこで手術を決意した次第です。

手術決意までの道のり

今まで、幾つもの病院にかかってきました。しかし、なかなか良い病院に巡り合うことができませでした。一番最初に診ていただいた大きな病院の先生はこう言いました。

「患者さんが望むなら手術をします、ただし完全に治るとはかぎりません。」

そう言われてしまったので、なかなか手術に踏み切ることができませでした。その後は、悪化すると痛み止めをもらいに通院し、その度、同じことを言われました。

「痛みと上手につきあっていきましょう」

私は、子どものころからいろいろな痛みを感じてきました。しかし、いまだに痛みと上手に付き合う方法がわかりません。

日本の医療はすごい!

今回は、良い先生、良い看護師、良い病院に出会うことができました。2週間の入院生活は、まったく不自由なく、むしろ快適な生活でした。

痛かったのは、手術をした日の夜だけです。手術の翌日、昼ごろにはベットの上に座り、午後からは歩けるようになりました。夜には、普通通りにnoteの更新をしていました。

入院中、唯一辛かったのは、お小水の管を抜かれるときだけです。

あらためて医療技術、仕事に向き合う誠実さ、すべてに感動しました。看護師のケアはおもてなしでした。病院の食事もたいへん美味しいものでした。私は、福祉サービスを提供する事業所を経営しています。福祉は遅れていると実感しました。

行政も支援者も、利用者本位と言います。しかし、ほとんどが行政、支援者本位です。それに比べて今回お世話になった病院は、患者本位でした。退院後、職場で、病院の対応が素晴らしかったと話をすると、みんなは特別室に入ったと思いました。ちがいます。一般病棟です。福祉サービスは医療従事者から学ばなければいけないことがたくさんあります。

元気です!

よく、おじいちゃんおばあちゃんが病院の先生に手を合わせている映像があります。昨日、診察室を出るときはその気持ちがよくわかりました。

入院中は、夏になったら元気にみんなに会える私がスキップする姿を見せられる、そんなふうに思っていました。まさか、コロナがこんなにも長引くとは思っていませんでした。Zoomでは、私がスキップするところを見せられないのが残念です。

みんなで安心して会えるようになったら、私は、遠くから手を振ってかけていきます。

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