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No.36 プレゼンを効果的なものにするために、私が大切にしていた3つのこと (3/3)


1日0.2%の成長で起こせ!
静かなる自分革命


今日は最後の3つ目、
「③ 比較するのは以前の自分」について
お伝えしていきます。

前々回「① 15分で1テーマ」→こちら
前回 「② 1スライド1キーワード」→こちら


なぜ、以前の自分と比較するのが
よいのか、
自分の学びと実践の経験から
その理由を
3つに整理していますので、
参考にしていただければ幸いです。




理由1
成長が実感できるから


これはプレゼンだけに
限ったことではないのですが、

何かに上達したいと思ったとき、
工夫するポイントが具体的に
見つられるようになると、
成長の過程を楽しめるように
なってきます。


以前の自分と比較することで、

前回うまくいったところは
今回も上手くやりたいぞ、
とか

前回うまくいかなかったところを
どうにか工夫したいぞ、
とか、

いろいろと具体的な試行錯誤が
できるようになってきます。


そうやって具体的な試行錯誤を
続けていくと、


あ、今回はこれができたぞ!


なんて、自分の成長も
実感できるようになってきます。


私の場合も、

もっと思い切って“間”をつくってみよう
とか、

一番後ろに声が届くように話そう
とか、

声を張り過ぎないように、
聴き心地の良い声を出そう
とか、

いろいろ工夫をしていました。


以前の自分と比較することは、
成長の実感を楽しみながら
プレゼン力を高めていくことに
つながっていきます。




理由2
気をつけないと上級者と比較しちゃうから



「プレゼンが上手くなりたいな」


そうやって自分の中に
関心のアンテナが立つようになると、

急に様々な場面でプレゼンをしている人が
気になってきます。

これは
カラーバス効果ってやつですね。



カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。
カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きる。
(引用:シマウマ用語集-カラーバス効果)



関心が高まることは
いいのですが、
自分が憧れるような
プレゼンテーションは、
かなりの上級者がやってる場合が
多いものです。


いつのまにか、
上級者と
自分とを比較してしまって、


自分のプレゼンはダメだ…

全く出来てないじゃないか


などと、
負の自己評価ばかりを
はじめてしまうと
やっかいです。

参考にしようと割り切って
見られる場合には良いのですが、

負の自己評価には
気をつけないといけません。


参考にするけれど
比較はしない

そのくらいの感覚が
いいのだろうと思います。




理由3
プレゼンも、
やっぱり自分らしさが大切だから



プレゼンテーションにも、
やっぱりその人なりの個性が大切です。


「あの人の話、よかったね」って、
そう言ってもらいたいですしね。


自分にとってやりやすく、
心地よくできるプレゼンとは
どんなものなのか。

そこを見つけていけるのは、
やっぱり自分しかいません。


テンポや間の取り方、
話の展開の速さ
誠実さ、知識量…。


得意なやり方を
見つけていくためには、

自分と向き合っていくことが
必要になります。


好きで得意なスタイルを
イメージしてから、似たタイプの人を
参考にしていくことは有益ですが、

自分と向き合わずに、
他人のプレゼンを見ては
つまみ食いしていく。
それだけでは、
なかなかプレゼン力は
上達していきません。


自分が過去におこなったプレゼンを見て、
特徴を掴んで、
それを伸ばしていく。


そうすることで、
自分らしい魅力あるプレゼン力を
伸ばしていくことができるのです。



私がプレゼン力を
身につけるために
大切にしていた3つのこと、

① 15分で1テーマ
② 1スライド1キーワード
③ 比較するのは以前の自分

をお伝えしてきました。

いかがだったでしょうか。


プレゼンにもいろいろとテクニックがあり、
挙げだせばキリがないものですが、


私はこの3つを意識することが
とっても大切だったなと、
これまで取り組んできた中で
感じています。


みなさまのお役に立てたとしたら
幸いです。


お読みいただき
ありがとうございました。





こちらの投稿は、主に自治体職員向けにその成長を支援する内容となっており、継続して読むことで、思考力、判断力、実行力の向上に役立ててもらうことを目的としています。

1ヶ月で関心のアンテナが立つようになり、
3ヶ月で思考の解像度が上がる。
6ヶ月で視野の深さと広さのレベルが上がり、
1年で判断力、実行力に格段の違いが出るようになる。
まちづくりを担う力をつけていきましょう。

こちらのマガジンにまとまっています。
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