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No.35 プレゼンを効果的なものにするために、私が大切にしていた3つのこと (2/3)


1日0.2%の成長で起こせ!
静かなる自分革命



プレゼン力を身につけるために
大切にしていた3つのこと、


① 15分で1テーマ
② 1スライド1キーワード
③ 比較するのは以前の自分


について、
前回は「①15分で1テーマ」の話をしました。

前回は→こちら


今回は、
「②1スライド1キーワード」
についてお伝えしていきます。



この、1スライド1キーワードとは、


スライド1ページに
1つのキーワードだけを
表示する場合
も、
もちろんですが、

スライドには多少多くの情報が
載っているけれども、
伝えるキーワードを1つ決めてあって、

それがスライド内に書かれている。
といったものも含みます。


決して立派なものじゃなくて
かまいません。


簡単に、こんな感じとか、

スクリーンショット 2020-10-13 16.28.39


こんな感じでいいのです。

スクリーンショット 2020-10-13 15.39.20



さて。


1スライド1キーワード
役立つ理由について、

3つに整理してみましたので、
参考にしていただければ幸いです。



理由1
伝わるプレゼンになるから


自治体関係の人のプレゼンを聴くとき、
びっしりと文字や表で
埋め尽くされているスライドを
目にすることが多くあります。

そして、
画面に表示した資料を
理解してもらうために
人間が一生懸命に話している、
そんな場面に遭遇することも
多くあります。


そこでは、

資料が主で、人が従という関係に

なっていることが多いのです。


これはちょっと残念なことだなと
思っています。


プレゼンは、メッセージを伝える場です。


資料をちゃんと
説明しなくっちゃという
気持ちもわかるのですが、

それだと、いつまでたっても
自分自身のプレゼン力が
上がってこないのです。


プロフェッショナルのような
シンプルさは無理だとしても、
せめて、スライドごとに
伝えたいキーワードを用意しておく。

これだけでも、
自分の伝えたいことが
明確になりますし、
それは必ず相手に伝わるものと
なります。


1スライド1キーワードは
伝わるプレゼンを作り出す
きっかけになってくれるのです。



理由2
自分を助けてくれるから


話すのがとても上手で
天性の話術を持っている人には
当てはまらないかもしれないのですが、

私みたいな普通レベルの人にとって、
スライドに伝えたいキーワードが
書かれていることは、
自分を助けてくれることに
つながります。


多くの人にとって、
プレゼンの機会はそう多くは
ありません。


たまに訪れるプレゼンの機会…。

本番では、
緊張して伝えたいことを
忘れてしまいそうになったり、

話が脱線してしまったり、

なかなか思うようには
できないものです。


各ページに伝えたい言葉が
書いてあれば、


あれ、なに話してたんだっけな…。


そう思ったときにも
スライドを見ることで、
もう一度落ち着いて話を
元に戻すことができるのです。


「ちょっと話が逸れましたが、
ここで私が伝えたかったことは〜」

なんてことも
できてしまいます。


あれもこれもと
たくさんの文字が
スライドにあったとしたら、
緊張した目に
その言葉は入ってきません。

たったひとつだからこそ、

緊張の中にあっても
確認することができるのです。

これを繰り返すことで、
軸のブレないプレゼンが
できるようになっていきます。



理由3
聴き手がずっと目にするから


スライドを表示させて
話をしている間、

聴き手はずっと、
画面に表示されたキーワードを
目にしている状態です。

この効果は、なかなか
あなどれないものがあります。


想像してみてください。


あなたの話が多少ぶれていても、
あるいは脱線していても、
その間中、ずっと聴き手は
キーワードを目にしているわけです。

そしてあなた自身も、
最後はキーワードに
戻ってくることができるわけですから、

自然と一貫性のある、
プレゼンになるわけです。


これは、
聴き手の記憶に
残りやすいプレゼンでも
あるのです。


なるべくシンプルに、
キーワードを大きく画面に
表示させておく。


あなたがなにを話したかより、
聴き手になにが残るのか。
そこを大事に
考えていくことで、

1スライド1キーワードの有用さが
わかってもらえるのではないかと
思います。



さて、今日は
「1スライド1キーワード」について、
3つの理由とともに
お伝えしました。

いかがだったでしょうか。

伝えたいことが言葉になり、
自分の話がブレにくくなり、
聴き手の記憶に残るプレゼンに
なっていく。

そのための
1スライド1キーワード
です。


おすすめです。




プレゼンについてはいろんな本が
出ていますよね。

私が参考になったと感じたものは
こちらでした。


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
―人々を惹きつける18の法則


細かいところは忘れてしまいましたが、
エッセンスを吸収できた記憶があります。

たしか文字数の多い本だったと思いますし、
興味のある方は
ひとまず図書館で借りてみるのも
いいかもしれません。



今回はここまでとなります。


次回は
比較するのは以前の自分
をテーマにお届けします。

では。




こちらの投稿は、主に自治体職員向けにその成長を支援する内容となっており、継続して読むことで、思考力、判断力、実行力の向上に役立ててもらうことを目的としています。

1ヶ月で関心のアンテナが立つようになり、
3ヶ月で思考の解像度が上がる。
6ヶ月で視野の深さと広さのレベルが上がり、
1年で判断力、実行力に格段の違いが出るようになる。
まちづくりを担う力をつけていきましょう。

こちらのマガジンにまとまっています。
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