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地理旅

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地理教師が約50ヵ国・地域を歩いて、見て、感じて、考えたこと。自分の生き方、在り方を問い、羅針盤をつくっていく旅。
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#旅日記

地理旅#11「チベット編~聖地の引力」

生きる、死ぬ、そして還る僕ら教員一行は、拉薩の町中を巡ったあとでチベット人の民家にお邪魔…

地理旅#10「チベット編~他者のために祈る」

赤がなびく聖地チベットの聖地を求め、青蔵鉄道約2,000kmの旅路を経て、天空都市・拉薩(ラサ)…

地理旅#9「チベット編~天空列車に揺られて」

民族の交差点2017年、夏。地理教員で企画している海外研修のスタッフとして、チベットの聖地を…

地理旅#8「ヨルダン編~おまえは、何のために生きている?」

地球でイチバン低い場所イスラエルを後にして、再びヨルダンへ戻ってきた。次に訪れたのは、地…

地理旅#7「エルサレム編〜青空の不協和音」

架けられた橋、架からぬ橋カタールを発って、ヨルダンの首都・アンマンに着いたのは18時過ぎ。…

地理旅#6「カタール編〜描かれない国を目指して」

2014年の暮れ、僕は世界の宗教対立の中心に立っていた。イスラエルの事実上の首都・エルサレム…

地理旅#5「インド編~違和感を抱いて生きる」

マザー・ベイビー・スクール今回の旅の目的はもう一つ。それは、ヴァラナシ郊外にあるマザー・ベイビー・スクール(以下、MBS)への訪問。 MBSは、僕がインドを目指すキッカケになった雑誌『旅学』の編集長・池田伸氏と、旅好きには広く知られている高橋歩氏が、恵まれない子どもたちのために作ったフリースクール。2007年、彼らはヴァラナシで1人のインド人と出逢った。彼の「自分の村に学校を作りたい」という想いに共感し、日本の支援者たちと共にレンガを積んで、自分たちの手で建設した学校とのこ

地理旅#4「インド編~死を想え」

街を泳ぐヴァラナシに到着するや否や、広がる光景に笑うしかなかった。8月のインド北部はモン…

地理旅#3「インド編~墓に響く罵声」

五感ダイレクトアタック朝食はバナナとインド定番のチャイ(お茶)。こちらの屋台では1杯16円…

地理旅#2「インド編~万有引力」

万有引力タイの次に選んだ旅先は、インド。22歳の夏。偶然が重なり、ああ、もうこれはインドに…

地理旅#1「タイ編~旅との出逢い」

スイカジュースと、スピッツと。僕が旅に出逢ったのは、2009年。大学3年生の秋。当時、彼女に…

地理旅#0「自分の羅針盤をつくる」

僕は中学高校の地理教師。でも、元々は全くといっていいほど「世界」に興味がなかった。特に、…