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地理旅

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地理教師が約50ヵ国・地域を歩いて、見て、感じて、考えたこと。自分の生き方、在り方を問い、羅針盤をつくっていく旅。
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#旅のフォトアルバム

地理旅#11「チベット編~聖地の引力」

生きる、死ぬ、そして還る僕ら教員一行は、拉薩の町中を巡ったあとでチベット人の民家にお邪魔…

地理旅#8「ヨルダン編~おまえは、何のために生きている?」

地球でイチバン低い場所イスラエルを後にして、再びヨルダンへ戻ってきた。次に訪れたのは、地…

地理旅#7「エルサレム編〜青空の不協和音」

架けられた橋、架からぬ橋カタールを発って、ヨルダンの首都・アンマンに着いたのは18時過ぎ。…

地理旅#6「カタール編〜描かれない国を目指して」

2014年の暮れ、僕は世界の宗教対立の中心に立っていた。イスラエルの事実上の首都・エルサレム…

地理旅#5「インド編~違和感を抱いて生きる」

マザー・ベイビー・スクール今回の旅の目的はもう一つ。それは、ヴァラナシ郊外にあるマザー・ベ…

地理旅#4「インド編~死を想え」

街を泳ぐヴァラナシに到着するや否や、広がる光景に笑うしかなかった。8月のインド北部はモン…

地理旅#3「インド編~墓に響く罵声」

五感ダイレクトアタック朝食はバナナとインド定番のチャイ(お茶)。こちらの屋台では1杯16円なり。旧イギリス植民地のインド、特に北部ではコーヒーよりチャイが広く飲まれている。ジンジャーが効いていて、クセになる味わい。熱帯のインドでは、食欲や消化の増進、胃腸を守るためにスパイスが欠かせない。 僕が見たインドは、とにかく五感への刺激が途切れることのない世界だった。刺激的な食べ物・飲み物はもちろん、スパイスと排気ガスと後は何だか良く分からない香りのマリアージュ、あいさつ代わりのエン

地理旅#2「インド編~万有引力」

万有引力タイの次に選んだ旅先は、インド。22歳の夏。偶然が重なり、ああ、もうこれはインドに…

地理旅#1「タイ編~旅との出逢い」

スイカジュースと、スピッツと。僕が旅に出逢ったのは、2009年。大学3年生の秋。当時、彼女に…

地理旅#0「自分の羅針盤をつくる」

僕は中学高校の地理教師。でも、元々は全くといっていいほど「世界」に興味がなかった。特に、…