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自ら分析する撮影のポイント#3

今回ご紹介する写真はこちらの写真です。この写真はiPhoneと同じ画角の28mmのレンズを使用しているので、お手持ちのiPhoneやスマホでもぜひ真似してみてください。

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額縁構図

写真の中に枠を作って被写体をその中に配置する額縁構図を意識して、まずは座っている人が手すりの隙間に来るアングルを見つけました。
もう1つの隙間にも被写体があった方が画面が安定するので、通行人が通りかかるタイミングを狙いました。

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3分割構図

額縁構図とともに構図の基本である画面を上下左右に3分割してその交点に被写体が来る様に配置するするとバランス良く見える3分割構図を意識してフレーミングしました。しっかりと交点に被写体がきている訳ではありませんが、それぞれ交点から左に同じ位の距離離れているので、バランスは保たれています。3分割構図を優先すると額縁構図が崩れてしまうので、複数の構図を組み合わせる時は、どちらを優先するか決める必要があります。

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関係性を意識する

最初に作った額縁構図で座っている女性をフィックスさせても、もう一つの手すりの額縁に何もないと写真として面白みがないので、通行人が通りかかったタイミングを狙ってシャッターを切りました。座っている人と歩いている人によって「静と動」の対比の関係を作り出すことができました。ランニングしている人だとより一層この対比の関係が強調されます。

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しばらく待っていると幸運にもランニングしている人が通りかかって撮影した写真がこちらです。横に構えていたので、額縁構図が崩れてしまっているのが勿体無いですね。残念っ!

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これらのことを意識して撮影し、編集で明るさ、コントラスト、色味を調整して完成させています。編集のポイントとしては2人の被写体に視線が向かう様に、周辺の明るさを落としています。
編集の需要もある様であれば編集のポイントも解説に加えていこうと思いますので、コメントなどしていただけると幸いです。
スマホ写真の撮り方なども需要あるかな?

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