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現代詩関連、2つのお知らせ

▼『現代詩手帖』新人選評欄での佳作選出

思潮社 #現代詩手帖 2023年9月号の新人選評。
投稿作品『真鶴』を選外佳作に選んでいただきました。
選者のおひとり山田亮太さん、ありがとうございます!

佳作『真鶴』石田諒


▼第7回「新しい詩の声」優秀賞受賞


今年4月に優秀賞をいただいた第7回「新しい詩の声」(一般社団法人 日本詩人クラブ主催)について、選考の経緯が発表されています。
『詩界通信』103号に受賞者のことば・受賞者略歴が掲載されました。

優秀賞受賞作品『冬への標べ』も公開いたします。
ふだんの作風と180°違うので、こそばゆい!

受賞式は10月14日に東京・今井館聖書講堂で開催です。
スピーチでは何を話しましょうかね。

楽しみです!

▼〈選考経緯〉
 今回の選考委員は、秋元炯、天野英、網谷厚子、高島りみこ、星善博(委員長)の5名(五十音順)が務めました。
 まず予備選考では、140名の作品から各委員が4月7日(金)を締切日として、メールにて3ないし4篇を推薦することにしました。その結果、予備選考通過作は次の14篇となりました。

あめ「笑顔」
石田諒「冬への標べ」
翁長志保子「ふれーむん のウシの語り」
加澄ひろし「兆し」
加藤雄三「死を泳ぐ」
金城藤子「人の波」
栗田好子「異常気象」
小宮正人「地図に無い道」
みずぬまけいだい「ひとつの小石」
三ツ谷直子「雨あがりのコーラス」
未来の味蕾「日記」
森野とうが「流れる」
屋敷旺甫「むかえにくるもの」
吉岡幸一「空は満ちている」
(敬称略・五十音順)

 このうち、重複して推薦があったのは「冬への標べ」(3票)、「ふれーむん のウシの語り」(2票)、「兆し」(2票)、「むかえにくるもの」(2票)の4作品。この結果を参考に、4月23日㈰、日本詩人クラブ事務所にて選考委員会が開かれました。
 まず初めに、重複して推薦のあった4作品については予備選考の結果を尊重して残した上で、5名の選考委員それぞれがいちばんに推したい作品を、理由を述べて挙げることにしました。結果は次のとおりです。「冬への標べ」「ふれーむん のウシの語り」「兆し」「むかえにくるもの」「空は満ちている」の5作品。これを踏まえ、さらに十分議論を尽くした上で、全員一致により、加澄ひろし「兆し」を最優秀賞と決定しました。
 次に、最優秀賞を逃した4作品の中から優秀賞を選出することにし、5名の委員がそれぞれ2篇を選び投票することになりました。結果は、石田諒「冬への標べ」(5票)、吉岡幸一「空は満ちている」(4票)、屋敷旺甫「むかえにくるもの」(1票)。この結果を受け、再度十分に話し合いをした上で、石田諒「冬への標べ」、吉岡幸一「空は満ちている」の2作品を優秀賞と決定しました。
 今回、惜しくも受賞に至らなかった屋敷旺甫「むかえにくるもの」をはじめとする各作品も、それぞれに独自の個性が光り、読み応えがありました。 まもなく、第8回の応募が始まります。次回も優れた個性ある作品と出合えることを楽しみにしています。(文責:星善博)

▼引用元(日本詩人クラブ「新しい詩の声」2023 第7回)
↓↓↓
http://japan-poets-club.d.dooo.jp/new_voice/new_voice.html

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