嫌いなものを好きになるには

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、何かをうまくやりたければ、まず好きになること、好きになれば、どんどん興味がわき、トレーニングを繰り返し、さらに好きになるというグットサイクルが回り出す。

 人生の中で、大半の時間を過ごすことになる「好きになるべきタスク」はやはり仕事。その仕事を本当に「好き」だ、「楽しい」とおもってやっている人はどのくらいいるだろうか?

 仕事を好きになる方法。「単純接触頻度を増やす」こと。おそらく嫌いな仕事で、学ばなければいけないことを繰り返しやるのは最初は正直つらいと思う。

 私は技術系で仕事をしてきて、「マネジメント」なんて絶対嫌だと思っていたが、会社のある研修で「やばい」と気づき、グロービス経営大学院という大学に3年半修行に生き、今では「マネジメントって楽しい」と思えるようになった。これも、経営を体系的に学ぶという「単純接触頻度」を増やし続けてきたからだと思う。

 ただ「好き」になったはいいものの、「人生で何を成し遂げたいか?」というさらに大きな問いにぶつかってしまっている。

 「単純接触頻度を増やす」の論理で行けば、いろいろな方の成し遂げたことにたくさん触れば、いずれ自分の成し遂げたいことも見つかるのではないかと思う。


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