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私事における今後の撮影方針

「カラー撮影をどうするか」と題していくつか投稿した。リバーサルが1本4000円になり、その代わりとさらにiPad miniの役割も果たしてくれるカメラの選択に苦しんだ。熟考の末に10年前のデジタル機である、FUJIFILM X-M1の中古に落ち着いた。

そのボディは程度が良く大満足。レンズはXF27mm F2.8R WRの新品にした。しかし6〜7週間待ちとのことで、いささか気勢をそがれてしまった感があった。そこで先週末に「いずれ絶対に欲しくなるのだから」と、XF18mm F2Rを中古で購入してしまった。

週末は仕事だったので、月曜に日時指定をした。その直後になんとヨドバシから新品の27mmを発送しましたとメールが来た。急に増産できたのか、あるいはキャンセルが出たのかは分からない。予定より1か月も早い。ともあれ嬉しい知らせだった。

日曜に27mmが来ていて、そして月曜の今日に18mmが届いた。9時5分前にヤマトのお兄さんが来た。すべては私のために!ああ世界は美しい!

集中して説明書を読み、まずは自分にとって我慢のできない項目のみ設定を変え、カメラとレンズのファームウェアを最新にして、ソフトをダウンロードする。ラックは充電器だらけで、引き出しの中はバッテリーだらけだ。デジカメはやる事が多くて大変である。

レンズを付けて動かしてみての印象は、過大な期待はしていなかったので特に感想はない。必要十分だ。

ひとつ言えるのは、やはり絞りリングのあるレンズは良い。XF27mm F2.8R WRの新品が品薄だと聞いたときに、X-M1が出た当時の絞りリングのない旧型の中古でも良いかと思った。しかしすぐに思いとどまった。

上面に液晶表示のないカメラは、レンズに絞りリングがないと絶対に使いにくい。

これはNikon D40のときに痛感した。デジカメは主に絞り優先オートで使う。ニコンやペンタックスの一眼レフはボディ右肩部分に液晶がある。ここで絞りを合わせるのは苦にならない。しかしカメラをお辞儀させて背面液晶を操作するのは意外に疲れるのである。ましてファインダーを覗いてから絞りを設定するなど、スナップ撮影においてはあり得ない。

ひとつだけ残念だったのは、露出補正についてだ。独立したボタンがない。しかもFn(ファンクション)ボタンに機能を割り当てられない。撮影時の表示を見ながらメインダイヤルで回すだけだ。これは誤作動にもつながるので良くない。それと私は液晶表示がゴチャゴチャしているのが嫌いで、左側の視野の上に被ってくるこの表示は消したい。わがままなのは自認しているが、誤作動は困るな。

(追記)
モードダイヤルCの「カスタム」に、自分の設定である露出補正-1/3EVを保存することで、電源OFF→ON後まで戻し忘れる事は防いだが、撮影中の誤作動は防げない。うーん。
(追記ここまで)

10年前のカメラをレビューしても読みたい人はいないだろうから、この辺にしておく。家の中で少し撮り、毎月の薬をもらってインフルエンザの予防接種をするために、かかりつけの医者へ行く道すがらにチョロっと撮ってみた。2023/10/23 10:34~10:35

FUJIFILM X-M1
XF27mm F2.8R WR

ほとんど設定はいじらず露出を‐1/3EVしただけだ。ホワイトバランスがオートなので若干のバラつきはあるが、これだけ写れば充分だろう。何よりも小型軽量は正義だと感じた。

フィルムはモノクロはたまに撮るが、カラーリバーサルを諦めて久しい。

モノクロ
ボディ PENTAX K-3 Mark III Monochrome
メイン FA28mm F2.8AL (42mm)
ワイド HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited (31mm)

カラー
ボディ FUJIFILM X-M1
メイン XF27mm F2.8R WR (41mm)
ワイド XF18mm F2R (27mm)

これらを主に使うことになる。

モノクロはネガと考えてRAWのみで撮影。セレクトしてJpegに書き出す。撮ったカットは消さない。撮影中は再生しない。カラーはリバーサルと考えてJpeg撮影。どうしてもという時のみRAWで撮る、かもしれない。

自分の思いを込められる、ひとりの時がモノクロ。妻や同行者がいたり、ひとりでも買い物や用事がメインの日はカラー。その他に今日は色を撮りたいというときはカラーを使う。記念写真やポラを切るような物撮り撮影以外は再生しない。そんな使い方だ。間違っても両方持ったりはしないと思う。

よし。覚悟が決まった。


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