負担感
11月6日水曜日、晴れ
二週間ほどかけて育ててきたブランチをプルリクエストに仕立てる。見積もりではもう一週間くらいかけて磨きあげるくらいの感覚だったのだけれど、いかんせんリーダーが真剣な目の笑顔を見せるので仕方ない。
他メンバーのプルリクエストのレビューをしたり、見積もりミーティングを入れられたり、上期のレビューを記入したりなんたり、いろいろな雑事が入って実質使える時間はもっと短くなっているんだけれど、なんだかなあ……。
僕の担当部分はずいぶん早く進んでいる。それなのに全体で見ると見積もりは大きくなりがちだし、そして実績はそれを超過しているからリーダーがピリピリしている。でもだからといって僕が全体の尻拭いをせねばならないってのは納得いかないわ、正直なところ。
遅くなるんだから見積もりはもう少し大きくしたほうがいいと主張すると、これ以上請求できないからとかで却下される。おかしい。それはおかしい。
困ったときはお互いさま、チームだから助けあわないと、……という麗しい題目は助けてもらう側に回ればありがたいんだけれど、負担ばかり大きくなっている気がするし、だいたい昨年度の長期休暇を理由に僕は評価を下げられて給料も下がっているんだよ? 安く使われた上に、これ? ──はあ。
課長も「仕事で調査をして学びが得られた上に給料までもらえる」なんて黒いことをぽろっと漏らしたりするし、ちょっといただけないわあ。やれやれ。
* * *
チームで働く、助け合うというのなら。(あるいは課のパフォーマンスを上げるというのなら)
それができるように「学び」を可能にしないといけない。
でも現状は、できる人にできることを割り当てて各個撃破という方針。ダメだろ、それ……。結局やれる人にしわ寄せがいき、冴えない人はさえないままって話だ。そんなだから人が育たない。状況に突き落としてうまく生き残ったのを使うって、そんな馬鹿げた根性論で進もうとするから全体に辛くなるんだ。
言葉どおりの意味で助け合い、教えあえるような環境で働きたい。どうしたらそういう環境を実現できるんだろうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?