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ドーナツ、ドーナツ、ドーナツ

三週間ぶりハグジードーナツ。(先々週はレッスンが休みだったので家に籠もっていた。先週は行ってみたらお休みだった)

ハグジードーナツは聖蹟桜ヶ丘駅から歩いて10分くらい。けれど地図を頼りに向かっても、初見ではきっと辿り着けないだろう難易度の高い場所に隠れている。なんでこんなに隠れているの?! っていうくらい隠れている。
でもゆったりとした時間が流れる素敵なお店。

午後四時。
でも空は明るくて、まだまだ「これから遊ぶぞーっ!」って駆け出したくなるような天気。

コーヒーとオレンジドーナツ、さらに持ち帰り用にオレンジふたつとハグジーふたつを注文。(帰るときに無くなってたら悲しいので!)(この note(ノート)でもたびたび主張しているとおり、そして念のため繰り返しておくけれど、僕は炭水化物が大好物)

(今日は撮り忘れたのでドーナツ写真はありません)
(飯テロならぬドーナツテロをせずに済んだ!)
(よかったですね)

テーブル席は、昨日から展示しているというソレイユ・スリヤンさんの関係者の方々かな? 賑やかに埋まっていたので、丸テーブルが二台置かれた居間の側にお邪魔。

こちらはクッションが置かれ、思いおもいに腰をおろしてくつろぐスタイル。地ベタリアンな妻やこどもらはこちらの方が好きだろう、たぶん。(僕は椅子の方が楽)

学びの場

居間では女の子が勉強をしていた。店長ののりさんが「僕は数学得意だよ!」なんて軽く話しかけている。うわー、数学か〜! いいなあ。ちょっと胸が踊った。
詳しく聞いていないのだけれど、まず間違いなくお客さんで、なんとも言えず距離が「近い」。なんだかとても羨ましかった。

僕はいろんなことを知りたい。
学びたい。
僕が知っていることをできるだけ手渡したい。
それを足がかりに先に進んでもらって、そこにある光景を伝えてほしい。

そういう学びの場があるような気がして、とても羨ましかった。

で、まあ、なんだ。
僕も首を突っ込んで、しばらくああでもないこうでもないって高校受験数学問題集をワイワイ楽しませてもらいました。のりさんの「シショウ」から「センセイ」まで一足飛びに昇進できて面白かったです。

ソレイユ・スリヤンの絵

帰り際、ソレイユ・スリヤンの展示を「どうぞ」と見せてもらった。

そこに何が描かれているのか、彼らが何を描こうとしたのかはわからない。
わからないんだけれど、力強くまっすぐ引かれた線、塗られた色、鮮やかな色彩。

絵筆をわたされ遊んでいいよと言われて、おもいのまま楽しんだだろうこどもたちの自由さが羨ましかった。上手に描かないといけないだとか、意味を持たせないといけないだとか、そういう枷に身動きとれない自分と比べてしまって悔しかった。

たぶん僕は、そこそこ器用に描いてしまう。

というより。
器用に、小綺麗にまとめることに自分の時間を使ってきた。
だから、そうしてしまう。

そしてそういうのは、奔放な自由の力には、どうあがいても勝てない。
いや、勝ち負けじゃあないんだろうけれど。
どうしてなんでも勝負事にして、つまんないことにしちゃうかね、僕は。

ああ。

色を使いたい。
絵の具を使って、自由に絵を描いてみたいなあ。

レッスン

今日のレッスンで「楽しい農夫」は合格をもらえた。

けれど、やっぱりぎごちない。
これも続けて練習しないとだなあ……。

先週から始めたゴセックのガヴォットは先生いわく「直したいところ満載」。はい。精進します。

メヌエットと同様、ガヴォットも宮廷の舞踏曲だそう。最後の Fin は(書かれていないけれど) Rit、リタルダンドでゆっくり溜めて、「おじぎ」の時間をつくって終えることに注意。
舞踏曲といえば? 三拍子!
そうだとばかりおもいこんでいたけれど四拍子もあるんだね。

動かない指はゆっくり、音を切っていいので、しっかりと覚えさせる。(運指は、次の音の前に動かせるよう、とにかく練習しないと)
それから移弦。いまだに移動しきる前に弓を動かしてしまうので余計な音が乗ってしまっている。(何度も注意されているのに……!)

見落としがちな、タイやスラーに付されたスタッカート。(なんでそんなことができるのか? ヴァイオリンのおかげで理解できました)
そして、カンタービレ。音を伸びやかに、歌うように。

たくさん課題がある。

けれど、これ、ガヴォット。
演奏できたらかっこいいだろうなあ。

頑張る。

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