9.ダス・ゲマイネ
皆様いかがお過ごしでしょうか。相変わらずキャパオーバーな女子大生です。
なんか色々追いついてないんですよね、、、目の前のことで精一杯というか。常に時間に追われてるというか。
今回投稿する ダス・ゲマイネ も、図書館から返却日の連絡が来て慌てて書いている途中です(泣)
あれ??読んだん1ヶ月くらい前やろ??え??感想を書く時間が無いって??言い訳するな!!さっさと書け!!タイムリミットは迫ってるんや!!!!
失礼致しました。
数作ぶりの太宰作品かと思われますが
やっぱり素晴らしいなぁ。
浅く言葉だけを飲み込むこともできれば、深く深く沼にはまるように読むこともできる。
登場人物は太宰治の自我を人数分で割ったような描かれ方なのかな?と思っていたところまさかのご本人登場。
太宰治という人間のダメなところを完全に理解してそれを主観でキャラクター化しているのがどことなく自虐的でクセになりますね。多方向でのダメ男を言葉で錬成してくるのも中の人のセンスなんでしょうね、、、。
『ダス・ゲマイネ』というタイトルはドイツ語の「卑俗性」と津軽弁の「だからだめなんだ」という言葉の2つの意味を交錯させたものと言われておりますが
その伏線を最後で回収してくるのもおもしろいですよね、、、。
あとから「なんでこんな適当なnoteにしたんや??」って後悔しそうですが、今はタスクが山積みなんです。次書く時には、、落ち着いてますように。
キレそうなくらいに季節が一変しました。
皆様もお身体にお気をつけてお過ごしください。
おでんいっぱい食べましょう
文献: 『ダス・ゲマイネ』 太宰治 (新潮社版)
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