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7.夜長姫と耳男

おしるこの季節が!!近づいて来ましたね!!!(何事)
そしてなんと言っても読書の秋。やらなあかんことはたくさんありつつ、本も読みまくりたいですね。

夏休みの2ヶ月ちょっとの間で多分10作以上の文学作品を読んでいたのですが、全然noteに記録できておらず、、、。読みっぱなしの作品が溢れております()

今回はその読み散らかされていた中の一つである、
坂口安吾の 夜長姫と耳男 です。

坂口安吾と言えばミステリーっぽいホラーっぽいラブサスペンス的な何かを想像しますが(桜の森の満開の下に引っ張られてる)、自分は個人的にそういうのがあまり得意ではなくて、、、。

今回の作品にもホラー要素というか、ちょっと身構えることはあったものの、身がよだつような恐怖は感じませんでした。
全体としては、"妖艶"という言葉を具現化したような作品で、

あぁ、坂口安吾さんはこういうのが好きなんかぁ。ええ趣味してはるわぁ。いいよなぁこういうの。

と勝手にわかった気になってしまうような感じでした(笑)

身分の差とか、容姿の差とか、境遇の違いを越えた恋っていいよねぇ。
それに妖しさとか残酷さとか要素を継ぎ足してひと煮立ちさせたみたいな物語。いいよねぇえ゛え゛(\\\\)
と、キモイ感想を残しておきます。


私にとっては初めてじっくりと読んだ坂口安吾作品になりましたが、最初に手に取る物語としてはわりかし取っ付きやすいと思われます。
坂口安吾の世界観が自分の好みと重なるかどうかを見極める参考にするのにも、とっても良い作品のような気がします。

そんなこんなで今回はネタバレを回避しまくった端的な感想を残しておきます。コンプライアンス〜(言いたいだけ)。
みなさんもこれを読んで坂口安吾をわかった気になりましょう^^


気温の上下が激しい日々が続いております。
くれぐれも体調最優先で、ゆっくり過ごしていきましょう。
読書の秋、万歳!!



文献: 坂口安吾   『夜長姫と耳男』
         百年文庫 16  「妖」より

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