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「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」を読んで

これまで、お金の貯め方や稼ぎ方には関心はありましたが、「使い方」については無自覚に生きてきました。

現役時代は仕事に没頭しコツコツとお金を貯め、定年退職後にそれを使う、という自分の固定観念を打破してくれる本でした。
歳をとってしまえば、それを使う体力も気力も残りません。お金、時間、健康のバランスが取れている時に、人生で一番大切なものである「思い出づくり」ためにお金を使っていくことが重要になります。

健康づくりに労力(もちろんお金もかけながら)を惜しまない。無駄なものには時間もお金もかけない。後どれくらい生きられるかを自覚して、自分にとって大事なものに時間とお金を集中投下する。

お金の使い方・タイミングを真剣に考えることは、自分の人生を自分の力で真剣に生きることにつながります。人はいつか死ぬという現実から目を背けずに、自分の人生を精一杯生ききって死にたいと思うようになりました。


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