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「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代」を読んで


この本を読む前は、相手のことを思って行動しても、いつも損をするのは自分、と考えていました。周囲の評価は気になるし、他人の役には立ちたいので手伝いはやる、しかし、報われない感じやモヤモヤはたまっていく一方でした。自分の考え方を変える何かのきっかけになればと思い、この本を読みました。

一般的な思考は、例えば、「自分が50与えた(仕事などを手伝ってあげた)のだから、相手からも50返してもらわないとおかしい」などです。この思考はありふれたものではありますが、こちらが望むリターンが受け取れない限り疲弊してしまいますし、結局は自己中心的な発想に陥ってしまいます。

この本を読んで、私は、相手からの見返りを「すぐに」求めていることに気づきました。「ギバー」の思考は、ただの「良い人」ではなく、相手の取り分をしっかり設計しつつ、「長い目で見て」自分を含めた周囲の人の利益を大きくすることを目指しています。

相手の立場に立つことも当然ですが、自己犠牲や自己満足に陥るのではなく、しっかりと自分自身も大切にしながら他者貢献することが必要であることを学びました。

まずは、自分自身のスキルをしっかり磨き上げ、それを武器に相手の役に立つことを考える。
そして、組織での仕事を考えたとき、自分ひとりではなくチームみんなで目標に向かって取り組み、チームを勝たせる、その結果、自分だけでなく周囲の人も幸せにできる、そのような人間になりたいと強く思うようになりました。

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