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スポーツチームのメディア化による持続的に地域と接続する方法【スポーツマーケティング4.0】

今はスポーツ業界の移行期間

スポーツビジネス・スポーツマーケティングは現在日本でも海外でも様々なテクノロジーによって新たな視聴方法やコミュニケーション方法が生まれている。
そのサイクルは数年のスパンで見ていくとかなり早いサイクルになっており、特に近年だとデジタル化の波が押し寄せていると思っている。

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転換期と言うのはチームも、そしてファンも戸惑う部分は出てくるだろう。
生みの苦しみだと思うがこれを乗り越えるとスポーツチームが地元にある方なんかはどんどんチームに参画をしやすくなっていくだろうと思うんだよな。

転換期こそチャンス

近年だとコロナの影響でチーム運営もそうだがファンもチームと接触する機会が減ってきていると思う。
当然この間に出来ること、取り組むべき事は多々あれど課題は明確になったと思っている。
例えばある地域においてはクラブチームの認知度は95%を超えているが、スタジアムの来場は1%程度と言う課題がある。

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95%の認知って言うのはかなりの数字でトップアイドル並なんじゃないかと思っている。
当然Liveがあれば人は集まるし、メディアやテレビにも日常的に取り上げられるレベルなんだよな。
では、この状態を作れればいいのではないか?と当然考える訳だ。
この課題に向き合えるかが今後のチームの成績にもダイレクトに影響するだろうし、特に第四世代と呼ばれている様な新鋭のクラブチームは積極的に取り組んでいる印象をうける。

興味と関心層の醸成は試合日以外に行う

例えば欧州の様にスタジアムに商業施設、ホテルが併設されていれば新たな接点が増えるがそもそもカネがかかる、そして時間もだな。
そしてスタジアムだけが改修されれば解決って問題じゃない、商業施設だって人が来なければ潰れるし、そもそもテナントとして運営が出来ないんだよ。
まず取り組むべき事は試合日以外のマーケティングの強化だろう。
以前下記の記事でも触れたが少しまとめてみる。

ストリーミング→試合日が多い、平日も接触がある
クラファン→最初、最後の接触が多い
ギフティング→試合日が多い

いくつかのデジタルツールはマーケティング上で重要な役割を果たしているがあくまで試合が行われる(当然一番強力なコンテンツだが)事が前提での取り組みだ。
そしてコミュニケーションとしてはスポットとして機能している。
もし試合が無かったらどう伝えるだろうか?
ありえないが、これが実際にコロナでありえてしまったなんだよな。

ここで浮き彫りになったのは今までいかに強力なコンテンツに助けられていたか、って事なんだよな。
逆を言えばそれぐらい強力なコンテンツだと気がついた、そして何を強化すればいいかが明確になったとポジティブに捉えられるかが重要だな。

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チームをメディアとして捉える事がスポーツマーケティング4.0

課題が明確になったのならば取り組めばいい、言葉では簡単だが固定された思考を変えるのは難しいものだ。
ただしチームには試合以外でも強力なコンテンツを生み出せる資産は山ほどある。
ファン・企業・地域、そしてデータやSNS。
これらを接続し新たな視点を持てばより新たな価値を生み出せるだろう、そして新たな人材も参画するだろうし、その参画に関してはファンであってもいいと思う。

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固定概念を覆すには挑戦が必要で、当然サッカーと同じ様にエラーも起こる。
ただしそう言う時にはファンを考えればいいと思う。
負けた時、ミスをした時、たまにブーイングはするだろうがずっと応援をしてくれていると思う。
そう言う支えがあると考えれば『チーム自体』も新たな挑戦をしていくべき
じゃないかなと思うんだよな。


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