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手に取るリアルノベルティから、スマホで使うデジタル体験ノベルティへアップデート

今日も新しいリリースを行った。
セールスプロモーションの企業、株式会社トランスとのリリースだ。

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この会社には以前所属していて実はその時に考えていた新たな販促のアプローチ、そして販促広告の考え方はYELLtumの土台になっている。
販促領域に関しては面白かったから突き詰めたかったが、同じビルにcoincheckが入っていたと言う事もありついついブロックチェーンやトークンに手を出してしまった。
そう言えば自分のデスクの周りではトークンが流行ってたな、すぐ下落してたけど。

『モノ』と言う強力なエンゲージメント

まずノベルティのいいところは実際に手にとれて、商品と消費者との間に長期的なエンゲージメントが発生する所だろう。
そして日用品なんかだと普段使いの中でブランドやメーカーを想起してもらえるので、販促の前はデジタルの広告や企画がメインだったんだけどいい意味で考え方が変わったんだよな。
もちろんアーティストのグッズ制作も行っていたんだけど販促の方がデジタルよりも『ブランドマーケティング』に近い位置にあるような気がしてこの辺はいい発見だった。
多分販促をしていなかったらYELLtumも生まれていないだろう。
特に海外のカンファレンスなどではノベルティが主流で凝ったものがたくさんあり、それだけでも楽しかったな。

『モノ』と言う課題

一方で『モノ』であるがゆえの課題も感じていた、当然ノベルティやグッズがSNSで拡散されたり、店舗へ商品キャンペーンとして多くの数量が卸されればそれは反響があったと言えるが、数値化と言う様なデジタルの目線で言えばここの計測はかなり難しかったんだよな。
SNSで当選をさせるとかそう言う取り組みは効果を感じている一方、ではその当選でどれぐらい送客が行われたか、そして購買証明の取得などちょうどデジタルが重なり始めた時期だった様な気がしている。

この課題に対しては色々と取り組んでみた、例えば運用型広告を交える、効果測定をする、なんなら(多分俺だけ)PoSデータ見せてくれないか?とかも言ってたんだよな、当然見せてくれるはずもないんだけどさ。

●課題
①ノベルティエンゲージメントは売り上げ、送客にどの程度寄与していたか
②ノベルティはどの程度の期間、エンゲージメントを顧客に提供できているのか
③送客、購買行動はキャンペーンにおいてどの様な効果があり、またリピートに繋がるのか

これ以外にもあるんだけどやはり『広告』である以上、新商品や既存商品のキャンペーン期間で分断されてしまう、って言うのは感じてたんだよな。
そう言う意味では年間契約取りたいな、とかは思っていたが競合揃いの広告業界では至難だよな。
となると何かプラットフォーム、無いしはツールを開発した方がいいんじゃないかとは考えが行き着くわけだ。

デジタルノベルティは『モノ』であると考える

すでにNFTなどの新たなコンテンツ提供が技術的に可能になっているため、今までいわゆる『モノ』であったノベルティは『デジタル』であってもモノとして捉えてもいいんじゃないか、と言う考えは既に持っているし、逆に考えれば選択肢が増えたと言う事になる。


どちらの選択肢が取れればより最適な課題解決やエンゲージメントの強化につながるわけだよな。

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今ちょうど開催している有楽町マルイでのイベントも同じような発想であり、十分ノベルティや販促領域への応用は可能だと思っている。

要はデジタルなんかも『モノ』として考えていいと思うんだよなと言う事だな。

配るだけ、手に取るだけでは無い

先にも述べたがノベルティは強力なエンゲージメントを顧客・ファン・取引企業から得ることは可能だ。
YELLtumでもオフラインでのツール提供(販促・店舗用)はマーケティングの戦略と合致させながら綿密に考えている、むしろもう『デジタル』『モノ・オフライン』って分けて考えることが間違いだとは思ってるよ。
両者は切っても切り離せない関係だし、その内デジタルって言葉も廃れるんだろうな。
俺はイメージとしては今の10代とかはそんなイメージないんじゃないかと思ってるよ、もしかしたら20代もか。
手に取ったものは当然のごとくデジタルへの導線が引かれている、こう言うアプローチをしていきたいんだよな。


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