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"地域通貨のマネジメントとリカーリング"マネジメントを知る、マーケティング戦略#4

今回は第4回目と言う事で何か連載ぽくなって来たように感じている。
連載にこだわりは無いがより理解してもらう為、そしてYELLtum以外でもマーケティングに関しては色々と応用がきくはずだ。

まずは下記の過去の〜3回目までのリンクを貼っておく。
こうして並べると何かそれっぽいよな。

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地域通貨のマネジメント

マネジメントって言うのは良く組織において、組織の中の人において使われると思っているがマーケティングを行っているとコンテンツに対してだとか案外使うんだよな。
俺だけかもしれないからマネをしても責任は取れないぞ。

例えばコンテンツマネジメントに関してはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)って言うのが一般的だと思うし、実際にweb界隈の人なら日常的に使ったりするだろうし、良く聞き言葉だと思う。
実際に地域通貨・トークンに関しては『マネジメント』って言葉が妥当だと思っているし、流動する地域通貨・トークンに対してより使いやすい『情報』を常に付帯させ、アップデートを繰り返さないといけない。
当然その地域通貨・トークンを扱う自治体やチーム、地銀なんかもそうだろうな、デジタルマーケティングやCRM、MAなんかを専用に構築してきちんと管理をしていく。
これを行わないとまず機能しないだろう。
法定通貨を見てくれ、取り敢えず刷ってばら撒けば経済良くなるか?そうじゃ無いはずだ、きちんと出口を作り、そのカネがどうやって循環するかを考えなければ全然機能しないんだよな。
それを今やデータを基に行えるんだ、便利だよな。

地域の経済政策が国の経済政策に

地域の経済政策が国の経済政策に、なんて言うと何を大それた、って事になるだろうがあながち俺はあり得る話だとは思っている。
前述したように地域通貨・トークンは様々な情報と関連しながら流動をしていく、要は経済的に〇〇と言う部分で貢献しているが〇〇と言う部分をもっと強化出来ないか?
カネの動きに対してのPDCAサイクルって言うのが回せるようになるんだ。
じゃあ質問だが地域がある種の独立性を持って地域通貨・トークンを循環させたとしよう。
コロナの様なパンデミック、無いしは大きな災害が起きた場合、国よりも早く動けるのは間違いないよな。
そしてその際のデータは他の都道府県なんかに公開すればデジタルガバナンスにも応用出来るだろう。
その発信地が〇〇と言うスポーツチームから始まった、こう考えるとちょっとかっこいいよな。
実際に俺の知り合いでも3.11以降、自分も被災をしたにも関わらず以降10年間(今も継続している)様々な地域でサポートをしている団体がいる。
当然、寄付を募っての運営であり、行政じゃ無いんだ。
ちょっと考えちゃうよな、多分どこの期間よりも災害の際の知見は溜まっていると思うよ。
つまりは、大きな話をしたい訳ではないが実際に『民間』ないしは『個人』が主語になれるような時代になりつつあるって事だ。
もしかしたらそこのキミが新たな経済政策を立案し、さらに根拠もある状態って言うのもあり得るかもな。

情報が運ばれるレール

地域通貨のマネジメントの話に関してはよく決済サービスと並べて聞かれることが多い。
間違っている訳では無いがそれは一つの側面であり、電車に例えれば決済を行う状況は駅に到着している状況だ。
Fintechなんかでもそうなんだけど『レール』の話って中々出て来ないんだよな。
駅に到着するためには当然レールが必要だし、そのレールを選ぶ動機も必要だ。
『近い』『遠回りで景色を見たい』『安い』などなど色々とあるはずでそういった検討に至る感情が存在する。
そしてその情報を運んであげるレールを作ることって言うのが俺は重要なんじゃ無いか、そしてそこに対してはごくマーケティングの考え方、そして適切なレールを敷いて運行するマネジメントが必ず必要だと思っている。

通貨が消化されるまでのファネルはなんなのか?

地域通貨が決済や何かしらで消化されるまでにはデジタル上の運用であればマーケティングのファネルも存在してしかるべきだろう。
俺たちはYELLtumでこのファネルを各コミュニティで把握をしたいし、それが把握できればそのコミュニティに関しては還元が出来ると思っている。
還元って言うのは具体的にはカネだ、これはそもそも従来持っていた(持っている)データと言う資産を還元するって意味だな。
元々あるんだよ、それを気が付いていない、今のテクノロジーでは収益に変えられる、そう言うことだ。

データはサブスクでは無い、リカーリングが最適

例えば既に定着化しているサブスクリプション、定額モデルだな。
コミュニティが一定数あるスポーツや団体は俺はリカーリングって言う考え方が最適だと思っているし、相性がいいんじゃ無いかと考えている。(特に考え方としては新しい訳では無いが)

サブスクリプション=定額制→動画ストリーミングサイト
リカーリング=従量課金制(変動型)→水道・電気

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サブスクって言うのは定額で理解しやすい反面、使わない時も同じ金額だって言うのがネックだよな。
俺も分析サイトなんかを定額で使用していると正直使用しない月も出てくるしその時は俺は定額に対しての情報を得られていない、だから状況に応じて対象をマイナスだと思う時があるんだよな。

その反面、リカーリングは企業もユーザーも利益が平準化しやすい。
使用によって毎月の支払いが変わるって特徴があるが、当然使用しない月は支払いが減るし、使用が多ければ増える。
プライシングや顧客満足度って部分は重要だが、コミュニティに溜まるデータを活用するって考え方で言えば俺たちはチーム・団体に対して使用できるデータを提供する訳だからスポンサー企業に対してはこう言ったモデルを提供すると相性がいいと思うんだよな。
チーム(コミュニティ)がメディア、もしくはプロダクト(サービス)って見方をすれば理解はしやすいかもしれないな。
視点を変えると結構色々な側面が見えてくるもんなんだよ。

この辺はもう少しコミュニティを主語にして書くと分かりやすそうだな。
小説家でも全て書ききるんじゃ無くて8割で止めておくと次の日が楽しみになってモチベーションが生まれるってなんかで読んだけどそうかもしれない。


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