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北海道における『震災史』を振り返る

以外にもこんにちは。飯坂涼平です。

みなさんも北海道における災害として「北海道胆振東部地震」は多くの死者が出る災害として記憶にも新しいのではないでしょうか。ブラックアウトや液状化現象など様々な問題も発生しました。

昨今、『地震大国「日本」』とよく耳にすることがあります。北海道もまた例外ではありません。過去に起きた災害を教訓に、これからの災害に備えていければと思います。

北海道には、いくつもの断層が存在し、多くの地震が発生してきました。

【根室半島沖地震】
時を遡ること約130年前、1894年3月22日19時23分、太平洋の北西部千島列島の千島海溝を震源とし、根室地方や釧路地方で最大震度5、地震の規模を表すマグニチュード7.9の地震が発生しました。津波による被害も発生し、根室市で1.5mを記録しています。

【釧路沖地震】
「根室半島沖地震」からおよそ100年後の1993年1月15日20時06分、釧路市の南を震源とし、最大震度6、地震の規模を表すマグニチュード7.5の地震が発生しました。発生当時が冬ということもあり、ストーブによる被害も発生しています。また、住宅被害も多く、その原因が丘陵を切り取った盛土が地すべり状に崩壊したこととされています。

【北海道南西沖地震】
「釧路沖地震」と同年、1993年7月12日22時17分、北海道の南西部を震源地とし、小樽市などで最大震度5、地震の規模を表すマグニチュード7.8の地震が発生しました。日本海で発生した地震としては最大級の地震です。特に、奥尻島では最大で29mの地点まで津波が到達した痕跡が確認されています。

【北海道東方沖地震】
「北海道南西沖地震」の翌年、1994年10月4日22時23分、根室半島の東を震源地とし、釧路や厚岸などで最大震度6、地震の規模を表すマグニチュード8.1の地震が発生しました。前年に発生した「釧路沖地震」で発生した場所でと同様の被害を受けました。

【十勝沖地震】
2003年9月26日4時50分、十勝沖を震源地とし、釧路地方から十勝地方、日高地方にかけて最大震度6弱、地震の規模を表すマグニチュード8.0の地震が発生しました。長周期地震動が特徴で、震源から約250㎞離れた苫小牧市の石油コンビナートでタンク内の石油が振動する「スロッシング」が発生しました。

【北海道胆振東部地震】
2018年9月6日3時7分、胆振地方の中東部を震源地とし、厚真町で最大震度7、地震の規模を表すマグニチュード6.7の地震が発生しました。北海道では、初めて震度7を記録しました。札幌市でも液状化現象が発生しました。この地震で複数の発電所が停止したことにより、北海道内全域で大規模停電が発生しました。

今回は、過去の北海道における地震を見ていきました。北海道という地域性と共に付き合っていくことが大事だなと感じました。
皆さんも対策を考えてみてください。

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