そこにあったから理論

　今回のお題は
　　　　そこにあったから
だ。
　これは僕が最近やってしまったいわゆる"やらかし談"である。
　僕は一日の目標タンパク質摂取率210gを摂り、筋トレ(背中トレ)を終え、久しぶりに実家に泊まることになった時のことである。
　僕は一人暮らしをしており、この数年間は自分で駄菓子を買って家に置くことはない。
　恐らく、このまま一人暮らしであればこれからも変わらないだろう。
　しかし、実家でお風呂をあがり、そろそろ寝ようと思った時のことだ。
　テレビを見ながら、食卓テーブルに置いていた、

　　開封済みのかっぱエビせん

を二つほど無意識に食べてしまった。
　僕は、駄菓子を食べない理由はただ一つだ。
　"筋肉の増加に繋がることは少なく、一度食べ始めるとついつい止まらなくなってしまうあの感覚を知っているから"
である。
　そもそも、ぼくは
　自分の身体と脳は入れ物で食事から摂り入れる栄養、目や耳から脳にいれる情報
で人生が成り立つと考えている。
　そこで駄菓子というのは
　　　摂り入れたことで、プラスになるとは思わない(調べたことないからイメージやけど多分そう。ちなみに甘いものは息抜きでたまーーに食べる)
から摂らないようにしている。
　しかし、ぼくは無意識にあの　
　　　　　　かっぱえびせん
をきつい筋トレを終え、寝る前の時間に食べたのである。
　まぁでも、3年も続けていれば、こんなことなんてしょっちゅうある。(恐らくこれからもある。)
　ポイントなのは、なぜ無意識に食べてしまったのかということ。
　これはぼくは
　　　　そこにあったから
だと考えている。
　人の行動は9割以上が無意識によるものだと言われており、
　　　　有意識よりも無意識の方が圧倒的に強く
さらに、
　　　　脳はいつの間にか意識していない行動を勝手に引き起こすようになっている
と言われている。
　だから、人の意思なんてものはそもそも弱く脆い。
　なので、これまで特別なトレーニングしてきた人を除き、意思力だけで物事を習慣化させ、成果をあげれる人はほとんどいてないと思う。(自分が特にそう)
　だから、僕は毎日摂取する
　　　　　プロテイン
                  サプリメント
　　　　　水2リットル
は特に無意識に摂れるように工夫している。
　プロテインはキッチンの扉を開けた一番目につく手前側に置き、朝早い時であれば、前日の夜にすでに作っておくようにしている。
　水に関しては
　　　　　　2リットルの容器
を買い、常温のまま食卓テーブルの上に置き、いつでも無意識に飲めるようにしている。
　サプリメントは水の近くに置き、一日に2回摂れるようにしている。
　この特に食生活に関しては
　　　習慣化したいものはできるだけ、そこに至るまでのタスクをなるべく減らすこと
を意識してきた。
　この効果は自分にとっては抜群でそれ以降無意識に行動することができている。
　そして、今回の駄菓子事件についてだが、
　　　この無意識の行動を生む環境
が揃ったことによるものだと思っている。　
　だが、これもまた実感できたことから学べたことだ。
　人は
　　　摂り入れたい習慣に関しては、なるべく無意識にできるように環境を設定する
ことが有効な手段の一つで、
　　　逆になくしたい習慣に関しては、なるべく目に入らない、耳に聞こえないような環境を設定する
と良いと考えている。
　いまの行動を成り立たせいる　
　　　無意識の9割をコントロールできるように環境設定する(もちろん全部は無理)
は一つ、成果をあげる有効な手段になるに違いない。
　ということで、今後実家に帰って時はまず
　　　かっぱえびせんを目に入らない場所へ移動させることが僕のやるべきことだ。(多分この移動させる時に一つは食べると思う。全然コントロールできてなくて、草。)