嗅覚を理解する価値


あるビジネスで成功され、人としても尊敬できる方が言っていたことが
  「匂いが一番お金がかかるかもしれないけど、お金をかける価値がある」
である。 
 これには自分も匂いにはとても興味があり、学生時代から香水やシャンプーの香り、柔軟剤などにお金をかけてきたので、共感したことだ。 
 今回は少しだけ、匂いがもたらす効果について調べてみた。
 

 *嗅覚は五感の中で唯一脳に直接伝わる刺激があると言われている。
 *匂いは無意識に記憶を形成し、意識的な記憶よりも強くする影響をもたらす。

 
このように言われてみると、
  コーヒーや焼肉店の前を通った時のあの香り
  大好きだった交際相手の服の香り
  一流ホテルに入った瞬間の上品な香り
など、香りにより思い出す過去はとてつもなく多くある。
 そして、
  嫌いな上司のたばことコーヒーの混じっ他口臭
  若者がつけている甘くきつすぎる香水
   (僕もつけてまして、なんも言えない。)
  いやーな乾ききらなかった洗濯臭
などの嫌な記憶も鮮明に思い出せることができるほどだ。
 やはり、匂いというのは  
  ポジティブな記憶、ネガティブな記憶
どちらともに強く結びついているのは人が五感で刺激される生き物であるからには間違いないことである。 
 ぼくは飲み物についても、匂いはとても大事にしている。
 例えば、飲食店が出す水についても、
   一流ホテルやおしゃれなレストランが出す水

   安価が特徴な飲食店が出す水
を比べると思っているよりも違いがあると感じる。
 なぜか、安価な飲食店で出てきた水にはごくたまに不快な匂いを感じてしまう時がある。(ごめんなさい)
 その時はなるべく美味しく食べたいので、申し訳ないと思いつつ、あったかいお茶をお願いする。
 なぜなら、あったかいお茶で不快な匂いをしたことが今まではないので、安心できるからだ。
 ただ、独特な匂いを好むときもある。
 新車の匂いやレザーの匂い、古本屋さんの香りなどはなぜか上品な香りだとは思わないが、好きな匂いもある。
 古本屋の匂いが好きになれば、汚れている本であれ、それさえも価値のあるものに感じてしまうほど匂いは影響力がある。
 そして、リラックス効果をもたらすことや集中力を高めること、記憶力を向上させることも匂いは可能にしてしまう。
 嗅覚を理解し、匂いの影響力を駆使することは人生の様々なことに役立つに違いない。
 自分の気分をあげること、好きな人を虜にすること、子供の集中力を高め、記憶力を向上させること。
 人の性質を理解し、無意識をコントロールすることはとても重要だ。

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