ロウソクを回すくらいのスピードがいい。

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共感って、ただたんに同じことをすることじゃない。同じことにトライしていても、その人の想いが違ければ共感できない。
僕が応援したいなって思う人は、嘘なく悩んでいる人だ。僕がそうであったかのように。病んでいるくらいでなければ、世界一周はできなかった。旅する目的が明確にあるくらいのトライなら、それは僕の共感“性”と違う。何をしていいかわからないから、旅をする。それが僕の共感だ。

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信州大学のリョータくんが、僕のことを記事にしてくれた。
彼の記事を読んだ瞬間に、僕は大学生だった頃の僕を思い出した。応援したいな。素直にそう思えた。
きっと、世界中で僕のことを応援してくれた人々は、僕の“熱意”ではなく、“か細さ”に共感してくれたんだと思う。焚き火のようにガンガンと燃え上がっているのではなく、一息で消えてしまいそうなロウソクの火のようにか細く、そこにある感じ。
でも、そこには火があり、ちゃんと熱量がある。
世界はそんなか細いロウソクを消さないように、大切に隣の人から隣の人へ回していくくらいの速度と丁寧さと、優しさがいい。

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