史上最強の弟子に学ぶ、基礎を着実にやるからこそ発展が可能だということ
こんにちは、りょうじです。
皆さんは「史上最強の弟子 ケンイチ」という漫画をご存じでしょうか?
この漫画はごくごく普通の高校生だった主人公のケンイチがひょんなことから「空手」「柔術」「中国拳法」「ムエタイ」の達人たちの弟子となり、自分の信念を貫くために武術の世界にどっぷりと浸かっていくという話となっています。
内容としては才能の無い主人公がひたすら努力して成長していくド王道なストーリーで、笑える要素も多く、個人的にはかなり好きな漫画です。
この漫画の主人公のケンイチですが、物語の節目節目で師匠達も驚くような成長をみせることがあります。
そしてその成長を目の当たりにした師匠のうちの1人がこう言います。
「基本を着実にやってきたからこそ、発展が可能なのだよ」
何を隠そうこのケンイチ、修行の内容は基礎が大半です。
命がけの柔軟体操による柔軟性の強化
えげつない重りをを背負ってのランニングによる体力強化
得たいの知れない秘伝の漢方を使った内蔵の強化
ひたすら決まった型の反復
etc..
派手な技、応用技の修行は正直物語終盤にならないと出てきません。
それ程までに基礎修行に徹底的に時間を費やしています。
さて、現実世界の私たちの生活を見てみると、世の中では基礎よりも発展、応用といったものに心引かれる人が多いのではないでしょうか。
わかります。
武術でもスポーツでも学問でも注目を浴びやすいのは応用技を使いこなしている人たちです。
何より応用技は分かりやすく格好いいですしね。
もちろん基礎を押さえた上での発展であれば何の問題もありません。
しかし、世の中には基礎を押さえずにいきなり発展に手を出す人が結構います。
そういう人は応用技を身につけたはじめのころは調子良く使うことができますが、徐々に手にあまり、最終的には応用技に振り回されることになります。
ケンイチの話の中でも身の丈以上の技を身につけた敵キャラがうまく力を使えずケンイチにボコボコにされたり、技に身体がついていかず身を滅ぼすといったシーンが度々出てきます。
基礎は地味なことが多いですし、成果も見えずらいので続けるのは非常に大変です。
しかし、その大変な時期を何とか乗りきることで、ケンイチのように爆発的な成長を得られることができるのです。
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