㊶プロット編d：イベントＣＧでバえるシーンを考えよう。【美しょゲを作ろう】

今日も今日とて、
美少女ゲームを作っていきましょう。

前回の続きで、
物語のプロット制作を進めます。

１枚目のイベントＣＧとなる部分を、
メインで作っていくぞ！

そいじゃやっていこー

《前回までのプロット制作》

とりあえずペタッと、
ここまでに作ったプロットをどうぞ。

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現在、２６クリック目。

ゲームを繰り返させる仕組みと、
ヒロインを好きになってもらう仕組みが、
まだまだ明確になってないので、
考えていかねば。

そして続きも、
フローチャートを元に作っていきます。

昨日は分岐Ｂまで作ったんだけど、
イベントＣＧまで到達していません。
なのでその部分を含めて……

分岐Ｂ：
ヒロインとの距離が縮まる。
（イベントＣＧ１枚目）

分岐Ｇ：
ヒロインから、
恋愛に憧れていることを聞く。

今日の作業は、
イベントＣＧのシーンに入ってもらって、
そのまま流れで分岐Ｇに進む。

そしてまた心理的距離が縮めてから、
分岐Ｄへと繋ぐ部分までやります。

それじゃあやっていきましょう。

《イベントＣＧのシーンを作ろう》

彼女は別れの寂しさもあるけれど、それ以上に心残りがあるとのこと。

この話の流れから繋ぐように作っていく。
さて、まずはイベントＣＧへの導入だ。

とはいえイベントＣＧの内容は、
「密着する」以外に何も考えてない。
とりあえず絵が映えそうなシーンを、
考え出してみよう。

心残りを告白することの時点で、
信頼性は上がっている。
そして世界滅亡という後押しを得て、
ヒロインから一歩踏み出してくる。

……だけではキッカケが薄いかな。
と感じるので、
もう一度世界を揺らしてみよう。

○共通：３クリック/29（全クリック）
少し恥ずかしそうにしてから、こちらへ近づこうとするヒロイン。
しかし再び大きな揺れが起きる。（演出）
「あっ……」と揺れでつまづいた彼女。
倒れそうになった彼女を慌てて抱き寄せるように支えて。
　　↓
イベントＣＧ

そして３０クリック目、
イベントＣＧへと入ろう。

イベントＣＧの内容は、
こちら側へと倒れそうになった彼女を、
正面から抱き寄せたようなシーン。

ここからヒロインが恋愛に憧れていることを、
告白する流れへと繋ぐ。
フラグ用の小さな選択肢を入れておこう。

○共通：３クリック/32
ヒロインを抱き寄せた感触、柔らかくて優しい香りがする。
しかし、その身体が冷え切っていることに気づく。
ヒロインが「あ、あの……」と遠慮がちに声を掛けてくる。

　　↓

●選択肢「ごめんと謝って離れる」：４クリック
内容：
ごめんと謝って腕の力を緩めるが、彼女は離れない。
すいません、もう少しこのままでいさせてください……。
そう告げた彼女はむしろ強く抱きついてくる、その腕は少し震えていた。

　　or

●選択肢「怪我はないかと声を掛ける」：６クリック/38
内容：
抱き締めたまま怪我はないかと声を掛ければ、彼女は微笑む。
ありがとうございます、助かりました。と感謝を告げてくる。
そろそろ離しても問題ないかと腕を緩めるが、逆に彼女は抱きついてきて。
このまま話をさせてください、と言う。
彼女の腕が震えていることに気付き、何も言えずに彼女の言葉を待った。

後者の方がクリック数は多いが、
フラグ的には有利に働くイメージ。

だって彼女が求めていたのは「愛」。
消滅が近い状態では、
後者の方を求めると私は思う。

《密着状態で、胸の内を明かす》

抱き寄せたイベントＣＧのまま、
「恋愛への憧れ」を告白してもらう。

ここまで大胆になったからこそ、
たがを外し、
ちょっとだけ強引にしてみよう。

○共通：７クリック/45
私、これまで生きてきて……誰かに恋をしたことがないんです、と告白。
でも友達は、皆誰かと付き合ってるって、楽しそうに話してて。
いつかは私も恋をしてみたいって、憧れていました……と話す。
それから彼女はこちらを見上げて、少し火照った頬が見える。
今初めて会った人にそんなことを言うなんて、変ですよね。
でも貴方は何となく……話しても、受け止めてもらえる気がして。
彼女は少し俯いた後、意を決したように顔を上げた。

ここでフラグ分岐。
ヒロインからキスしてほしいと言われるか、
言われないか。

ここまでの選択肢をフラグ管理して、
後で色々と仕掛けを施したいと思う。

《今日のまとめ》

次回は「キスしてくれませんか？」と、
言われる部分から進めていこう！

恐らく５９クリック目までいって、
その後のオートモードの内容に入るか入らないか、
くらいまで進められると思います。

noteも書いたし、シナリオ執筆も好調。
だけども何となく「本当に自分は頑張ってるのか？」と思っちゃう。

しかしその指針を決めるのは、結局自分しかいない訳で。頑張るためにも、まずは今やっている努力を認めないといけないかな。

焦らず、考えすぎず、やれることをただやる！　一歩ずつ進め！

— 恒石涼平@フリーシナリオライター (@ryodist) August 28, 2020

まだまだプロット編は続きますが、
気長にお付き合いくださいませ〜

という所で、今日はここまで。
また次回お会いしましょう。