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物語の考え方

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シナリオライター・小説家向けに、物語を作る上で考えるべきことを纏めてます。
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2020年3月の記事一覧

韻は"リズム"で出来ている。

韻を踏め、言葉を生め。昨日の記事に引き続き、言葉のリズムについて考えを深める。 前回は音…

言葉という"音"を分解して考えよう。

言葉にはリズムが存在する。リズムってのは周期だ。 繰り返しの中で生まれる、一定の周期。 …

読者の想像力を掻き立てろ。

人には「五感」がある。情報を得る為の、感覚器官。 視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚。 これが…

なぜベストを尽くさないのか?

油断でピンチを招くアホは面白いか?物語で、よく油断がピンチを招くことがある。 人間という…

何でも出来るキャラを、考えなしに出すな。

万能や最強には、憧れるもの。何でも出来るってカッコいいし、便利だ。 誰にも負けない最強も…

マーケティングから考える、興味と理解。

説明は、理解のためにある。物語を書く時。 それに対する説明は必要不可欠と言ってもいい。 …

ADVゲームのシナリオでは、何を書かないかを考えろ。

書かないことを考える。小説では書くことが、 ADVゲームのシナリオでは書かない方がいい場合がある。 理由はとっても簡単。 シナリオよりも感覚的に情報を得られるものがあるからだ。 説明の重複は飽きを生む。例えば、映像。 キャラクターの動き、表情変化、位置……といった情報は、 立ち絵やCGで演出すれば済む。 背景も同様に、それを映せばユーザーは情報を得られるのだ。 音だってそうだ。 キャラクターが移動したり、誰かが近付いてくるとか。 音だけでも充分に情報を与えられる。 それ

文章の読みやすさを改善するには。

文章の読みやすさは操作できる。句読点というものがある。 文章において重要な「句点(くてん…

印象付けるなら「真逆」を行け。

一番印象に残ったものが「名言」となる。作品には「印象に残る言葉」というものがある。 それ…

感情を描きたいのなら、仕草をマスターせよ。

「仕草」は、気持ちを表現する技術の一つだ。緊張や恐怖の状態では「身体が震える」「手に力が…

ストレスを消すな。操れ。

ゲーム、漫画、小説…… 作品において「ストレス」は必要不可欠です。 だが邪魔な要素でもあ…

悪役を書くなら、これだけは考えておこう。

■小説家・シナリオライター向け豆知識、始まります。小説やシナリオの書き方を紹介しているサ…