1日で東北一周してみました!(キュンパス)
2月15日、一部で話題になっていた、JR東日本の「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」を使い、一日で東北周遊チャレンジをしてきました。
ご存知の方もいるかと思いますが、この切符はJR東日本管内で1日乗り放題かつ新幹線や有料電車も2回まで乗れて10,000円という大変お得なフリー切符です。
一時帰国中で絶賛お金のない僕は、この切符を使い人生で一度も足を踏み入れたことのない東北地方を周ってみようと思いつきました。
乗換案内アプリと何度もにらめっこし、東京駅から一日だけで最大限東北地方を周るルートを自分なりに作り上げました。ルートは以下の目次になります。
ご覧の通り、東北一周という表現は少し無理やりではありますが(笑)
(地に足つけただけは青森・秋田・山形の3県)
6:33 東京 発 🚄東北新幹線はやぶさ1号
初めて乗る東北新幹線、ワクワクが止まりません。すっかり子供の頃の自分に戻っていました。この連結部分、男女問わず多くの方がカメラを構えていました。普段は東海道新幹線しかお世話にならないので、バリエーション豊富で迫力もありカッコイイです。
このキュンパスの効果もあってか、火曜にもかかわらず車内ほぼ満席でした。サラリーマンの方も多数、同じような一人旅っぽいひともちらほら。みんなどこに向かうのだろうと思い馳せていました。
9:49 新青森 着
東京から約3時間、八戸を過ぎて新青森に到着です。
初の東北、初の青森県上陸です。今年の暖冬もあってか、雪はそれほど積もっていませんでした。
次出発まで1時間弱しかないため、駅構内を散策。物産品コーナーは充実しており、駅弁の種類が10は超えているほど豊富でした。散々迷い、「津軽づくし弁当」を購入。青森県産紅ズワイガニやトラウトサーモン、ホタテ照り焼きや霜降り熟成豚など名産品を贅沢に味わえました。
10:45 新青森発 奥羽本線 秋田行🚞
14:01 秋田 着
3時間半の鈍行列車の旅、なかなかにハードでした。でも途中の車窓を楽しめたし、車内はゆったり時間が流れている雰囲気を醸し出していました。
秋田の名物らしい稲庭うどん食べたかったがランチ営業終了で断念、駅ナカのデパートに会った十文字ラーメンを食べました。あっさりした出汁で美味しかったです。きりたんぽ?のような麩のようなものが意外にもマッチしていました。
15:45 秋田 発 羽越本線 酒田行🚞
本当は奥羽本線をさらに進んで新庄に直接向かう予定でした。ただ、調べてみるともう一つルートがあることを発見、しかも日本海沿いに進む車窓がきれいなエリアだということで、直前にプランを変更しました。
この羽越本線は秋田から山形を通り新潟まで日本海側に沿って走る路線です。秋田から終点の酒田までの普通電車に乗車しました。
前の奥羽本線よりも車窓から広がる景色は広大で、海も望めるので飽きることはありませんでした、検討中の方は是非ともおススメです!(2日以上かけるのであれば五能線に乗りたかったけど)
17:27 酒田 着
山形県に入り、酒田駅に到着、辺りはもう暗くなりました。代行バス乗車まで時間はなくここでは特に買い物すらできませんでした。
17:50 酒田 発 奥羽西線代行バス🚌 新庄行
奥羽西線は昨年より工事の関係で代行運転となっています。
やってきたのはよく夜行バスでお世話になったJRバス。
途中数駅挟みながら、約1時間半終点の新庄まで走ります。
こちらもJR東日本管内電車の「代行」になるので、フリー切符は有効になっています。なかなかに不思議な感覚でした。
19:27 新庄 着
がらがらのバスでまったりした後は、最終の山形新幹線に乗車すべく新庄へ。なにか駅弁やら期待していたが、19時台でも物産展は全部閉まっていた。結局、NEWDAYSしか頼りがなかったが、東北ゆかりの食品コーナーはあったので酒とおつまみを買い込んだ。
19:57 新庄 🚄山形新幹線 やまびこ 東京行
山形新幹線の始発終着駅である新庄は、新幹線延伸を記念する看板が今も複数残されていた。新しくなった車両も惹き込まれるデザイン、中も綺麗でとても快適な車内だった。この19:57発が東京に向かう最終便となる。
22:37 宇都宮 着
時間がないため、爆速で日光線に乗り換え。
22:48 宇都宮 日光線 日光行🚞
23:29 日光 着
夜11時半、やっと目的地の日光に到着。
一大観光地だが、さすがのこの時間は人の気すらなかった。
なぜ日光を目的地にしたのかというと、世界遺産日光東照宮もまた行っておきたかった場所の一つであり、次の日は東京で用があったためその日中に関東に戻りたかったことも理由の一つだ。
この旅はあくまで電車旅そのものを楽しむもので、ほとんどは車内で過ごすことになる。いつもは見ることのない車両や車窓、現地の人の日常を垣間見ることができることが楽しむポイントだ。天候は雨がちであったのが残念だったが、大雪などは全くなく、天候による影響は皆無だった。僕の組み立てたプランは成功だったけど、一つでも乗り過ごしたり遅れや運休がしたらこのプランは成立しないので、時間と心に余裕のある方はお勧めのルートです。この先この少々過酷な旅にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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