トロントの夏を最高に楽しもう
今は冬真っ只中、日本でも都心で雪が積もって多くの方が家にこもってるでしょう。そこでこれからやってくる楽しい夏のことを考えるのはどうでしょう。
とにかく楽しかった記憶しかないトロント生活での初めての夏。仕事をするか、休みは外出してるかの日々だった。そのためnoteを書く余裕もなかなかなかったので、この真冬に振り返ってみようと思う。
これからトロントで夏を過ごす方に向けても、オススメの場所を解説してみますのでご参考になればと思います。
短い夏を全力で楽しむカナダ人
トロントのカナディアンは夏になると待ってましたと全力で外に出る。みんな口を揃えて夏シーズンをずっと待っていたと言う。なぜだろうか。
なんといっても1番は過ごしやすい気候にある。日本のような唸るような蒸し暑さは全くない。気温は大抵25℃前後だし、時々30℃超えても湿度が低い分耐えられるくらいだ。
広い庭を備える持ち家世帯は、週末はビール片手に自宅の庭でBBQをする。実際、天気のいい夏に住宅街を歩いてみると至る所でBBQをしている光景を目にするはずだ。僕も、元ホームステイ先や現地で知り合ったカナディアンの家でBBQに参加した。チャンスがあればどんどん参加した方がいい、人脈が広がる大きなチャンスでもある。
街中のレストランは「パティオ」と呼ばれる特設の野外席が設けられる。市主導の下、堂々と道路を占有する許可を得るのだ。この野外で飲むカナダビール、QOL上がること間違いなし。
オンタリオ湖沿いのサイクリングは超オススメ
トロントの優れている点は、サイクリングロードが至る所で整備されている点。その中でもオンタリオ湖沿いは広い範囲で都市公園のような形で整備されており、サイクリングにもってこいだ。無論ウォーキングでも存分に楽しめる。
街中にあるレンタルサイクルで誰でも簡単にサイクリングできるのも魅力。気候がいい分走っててとにかく気持ちいいし、移りゆく景色が見飽きない。
西にさらに進み、半島のような をゴールにするとちょうどいいだろう。芝が綺麗に広い範囲で整備されており、レジャーシートを広げてピクニックするともう完璧です。海鳥(海じゃないが)や、運がいいと、グランドホッグにも出会える。
友人とBBQやビーチバレーをするならウッドバインビーチ
トロントのビーチといえばまずこのWoodbine Beachが上がる。ダウンタウンからみて東に位置し、地下鉄とバスで簡単に辿り着くことができる。
このビーチ沿い一体も綺麗に整備されており、至る所でBBQ設備が完備されている。なんと、無料で利用できるのだ。立地のいいとのろは早い者勝ちなので要注意。
そして、ビーチバレーのコートも大量にある。こちらも無料なので、友人同士でやるのもよし、ミートアップで必ずあるはずなのでそこで参加して友達作るのもよしだ。
たぶんある程度友達ができたらここには誰もがお世話になると思う。ただ、人も多い分変な酔っ払いも多くなるので注意してね笑。
トロントアイランドも行くなら夏!
一度真冬にトロントアイランド行ったが強風極寒で死ぬかと思った。ここも完全に夏のスポットです。
ウッドバインと同じくBBQスポットもたくさんある。また小さな遊園地施設もあり子供連れがたくさん押しかける。
僕のおすすめは、島を一周して最後にトロント市街地を望むスポットに行く。そこで夕方から夜にかけてのダウンタウンの景色を楽しむ。その変遷がとてもロマンチックで見応え抜群だ。パートナーがいる方、ここおすすめです、少し裏地の防波堤があるエリアを探してください。(僕は男4人で行きましたが)
夏の終わりはCNEで締め!
8月後半になると、CNEという特設遊園地が突如現れる。CNEとはCanada National Exhibitionの略で、広い敷地に遊園地や屋台、農業展示やショッピング施設などが期間限定でオープンする。
屋台ゾーンから遊園地ゾーンにかけて、派手な装飾とネオンが見るものを魅了する。「これが海外の遊園地かー!」と興奮するはずだ。そして遊園地はとても全て仮設と思えないアトラクションが立ち並んでいる。高速で回る観覧車や、空中ブランコ、スプラッシュマウンテン的な乗り物まである。1番人気は遊園地ゾーンを空中横断するリフト。スキー場のリフトを想像してもらうとわかりやすい。上から見るCNEの景色は見応え抜群だ。
屋台はカジノゾーンもあり、ほとんどが誰でも簡単に参加できるゲームだ。実際意外とあたるし、そこまで大きな出費にもならないのでいろんなゲームに参加してみるといいかも。僕は全負けでした。
トロントの人とって、CNEが開催されるのは夏の終わりのサインだそうだ。実際8月末になると夜は少し冷えるようになる。最後の2日間は昼間にカナダ空軍のエアーショーが開催される。これのせいで市内に住んでると飛行機の轟音を嫌でも聞くことになる。僕はマンションの22階のシェアハウスだったおかげで、部屋から空軍機を拝むことができた。
トロントにいて、夏場このCNEには必ず行っておいた方がいいだろう、他に代わるような施設は思い浮かばない。アトラクションに乗らなくても、雰囲気だけでも楽しめる。トロント旅行で他の地域から来る方にもおすすめです。
ロジャースセンターの屋根が開きます!
メジャーリーグ、トロントブルージェイズの本拠地ロジャースセンターも夏場は屋根が開き、野外球場になる。その解放感は抜群で、となりのCNタワーが存在感を放つ。ちょうど大谷翔平擁するエンゼルスが7月末に来ており、初戦に観戦しに行った。いきなり第一打席に大谷選手がホームラン!なんとも運のいい場面を目にすることができた。
最後に
ここに挙げたのは一部だが、この他にも夏を頼めるスポットはまだまだある。ナイアガラの滝だって、夏場がシーズン。滝の目の前まで行くクルーズに乗ってマイナスイオン浴びまくるのは気持ちいいはず。僕は行けてないが、冬はスキー場で有名なブルーマウンテンも夏場に行くと涼しくてピクニックや日帰り旅行で楽しむ人が多いそうだ。
これからトロントで夏を迎える人は、行きたい場所をおさえておくことをお勧めします!
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