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月から宇治へ
一中節 辰巳の四季(たつみのしき)の冒頭の場面です。 詞 春霞たなびきにけり久方の月の桂の花や咲く 実に花かづら色めく花の 都より辰巳にあたる宇治の里 始め平安時代の歌人、紀貫之の和歌「春霞 たなびきにけり久方の月の桂の花や咲くらん」をそのまま引用しています。 この曲には京都の辰巳(東南)の方角、宇治の里の美しい自然や人々の穏やかな日常が描かれています。 初世都一中作曲。 一中節とは https://note.com/ryochu/n/n236b9b5914bd 関連音声 一中節 辰巳の四季の他の場面 水面に映る光の揺らぎ https://note.com/ryochu/n/n8c6698a3b245 松風の音 https://note.com/ryochu/n/nf1a97f250eb6 春風にのる桜 https://note.com/ryochu/n/nd15eea95f37e