おのでら

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頭の中だけにある傑作

ここ半年くらい、夜に銭湯に行くのが習慣の1つになった。ほぼ毎日、1時間くらい入浴している。この時間は、頭と、心と、身体を整えることができるとても重要な時間だ。 最近1つ気づいたことがある。それは、銭湯に入っている1時間の間、頭の中にある大量の情報が、途切れることなく出てくることだ。自分でもビックリするくらい、尋常じゃないくらいの量の情報が溢れ出す。初めは、その感覚がおかしくて、思わず吹き出してしまい、隣の人に変な目で見られた。笑 いったい僕は、日々とれだけの量の情報をイン

    • 大したことが「ある」とか「ない」とか

      先日、あるドラマを見ていたらこんなシーンがあった。 男性:そんなの大したないよ!気にしなくていい! 女性:私にとっては、大したことだったんだけどなぁ…。 僕は、このやり取りが心に引っかかった。なぜなら、これまでの生活の中で、同じようなやり取りを何度か経験したことがあるからだ。大抵は「ごめん」の一言で済むかもしれないが、場合によっては、こんな些細なやり取りがきっかけで関係が悪化し、最悪の場合、縁が切れてしまうこともあるかもしれない。 そして、悩ましいのは、「大したことない

      • いつも11番目の選手

        前回の投稿に続き、箱根駅伝関連の話をしたいと思う。 今年の箱根駅伝を見ていて特に感情移入したランナーがいた。青山学院大学の4年生、吉田祐也選手。 「いつも11番目の選手」 昨年、一昨年と、箱根を走る10人のメンバーに選ばれていたのに、いずれも当日のエントリー変更で走ることができなかった。最終学年となったこの1年、誰よりも地道な努力を続け、実績を積んできたという。そして、最初で最後の箱根で4区を走ることができた。結果はなんと、区間新記録。前年に東洋大学の相澤選手が出した記

        • 箱根駅伝で一時的に上がるモチベーション

          初めてのnote投稿になるので緊張していますが、僕が大好きな、箱根駅伝関係のことを書きたいと思います。 物心ついた時から、お正月は箱根駅伝を見るのが恒例行事になっていた。1月2日の往路、3日の復路は、朝8時のスタートに合わせて起床し、途中うたた寝しながらも、最後まで見る。そして、1月4日、日テレ系列の朝番組で放送される特集を見て、舞台裏にあったストーリーにも触れる。「往路・復路・舞台裏」の3点セットが、箱根駅伝を楽しむ僕のスタイルだ。そして、4日のお昼には必ずこう思う。「勇

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