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仕事ができない人の特徴とは?

コチラのツイート内の記事に大変共感する部分があり、記事の公開当日に丁度私も似たような体験をしたため、よい機会なので筆をとろうとおもった次第です。

私のケースは業務の「引継ぎ」でした。
引継ぎというのはある案件を担当してた方が諸事情でその案件から離れることになるので、後任の担当者がスムーズに案件に入れるように、多少かいつまんだナレッジを共有する事を指します。

口頭のみで説明されてもアタマに残らないので、ひとまずデータで資料におこしてもらって各案件の概要および優先度がわかるようにしてもらえますか、という最低限のオーダーは事前にしておいたのですが、上がってきた資料が指摘するのも失せるくらいヒドかったのです。
まず概要の意味がわからないのか、案件の要点が整理されてない事にはじまり、優先度に関しては一切記載ナシ。
もっと言うなら、自分が逆にこの資料もらった事を想像して概要・優先度に始まり、温度感・スケジュール・ペンディングなら誰がボール持ってるのかなど、必要なんじゃないでしょうか。

それで、その中途半端なペライチ資料をもとに口頭で説明するので、15分だけ時間いただけませんか?みたいな事をいってくるので、ツッコミ所満載で15分では到底おさまらなそうなので、その時間制限ありきなら、説明は結構ですと丁重にお断りしました。
個々に詰めてキャッチアップするとしたら、最低でも2時間くらいかかりそうな内容だったのと、私は私でほかに抱えてる案件があったので、引継がれる情報はないという事にして自分でゼロから調査していくという事にしました。
エンジニアの仕事は幸いにもソースコードという唯一無二のドキュメントがあるので、それを読み解いていけばキャッチアップはなんとかなるものです。

引継ぎに限らずこういう仕事をする人ってタマに見かけますが、相手の立場で想像する発想自体が欠如してるのだろうとおもいます。
根底には記事著者の永江氏も指摘してるとおり、そもそもが腰掛け意識なのでやる気がないのでしょうね。

ここからはエンジニアという仕事全体に話しを移しますが、下記の記事でも書いた通り、エンジニアの成果物は世の中に大きなインパクトを与える場合があります。
IoT、AIが普及していけばその流れは今後もより一層広まっていくでしょうし、そんな中エンジニアはエンドユーザーの事を想像してモノ作りにコミットしないと下手すると社会に大きな損害を与える事になってしまうのです。

つい先日映画「七つの会議」を見てとても面白かったですが、映画見た人はわかると思いますが、現実社会の組織でも社内で評価された事が世間的にはグレー・ブラックなことって割とざらにあります。

数年前、話題になったWELQも問題が顕在化するまえは社内で高評価のプロジェクトだったと聞きますし、下記の元ヤンという漫画でも「日本人は集団になると目標の正当性を疑わず闇雲に突き進む習性がある」というセリフがあるのですが、こういう事例なんだなと思いましたね。

今回は私自身への自戒の意味も込めて書きましたが、想像力がないと仕事ができない事に直結していくので、思う部分がある方はどうか改善の気づきにでもなれば幸いです。

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