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南米ひとり旅@El Calafate🇦🇷
2023年5月14日→2023年5月17日
カラファテはパタゴニア地域の玄関口であり、カラファテ空港へ空路で入りました。カラファテ空港は国内線のみの就航のため、私はチリのサンティアゴからブエノスアイレスを経由してカラファテに入りました。
(後々サンティアゴ🇨🇱→(飛行機)→プエルトナタレス🇨🇱→(バス)→エルカラファテ🇦🇷でも良かったなと気づく)
長い記事になると思うので、興味ある目次に飛んでいただければと思います。
パタゴニアの玄関口 エルカラファテ
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エルカラファテは、パタゴニア地域の中では大きい都市で有名なペリトモレノ氷河やフィッツロイの拠点の街として観光客が賑わう都市です。私は、エルカラファテでは3泊4日しペリトモレノ氷河とフィッツロイを見に行きました。
エセイサ国際空港での空港泊
チリのサンティアゴからブエノスアイレス経由でカラファテへ。途中のエセイサ国際空港には18時前に到着し翌朝6時まで12時間の乗り継ぎであったので宿泊費を抑えるべく空港泊。
ちなみにチリ出国時に、アルゼンチン出国チケット確認はなく、私が訪れた時点ではアルゼンチンへは片道航空券で入れるようです。
私は、Jet SmartというLCCでサンティアゴ→ブエノスアイレス→カラファテへ行きました。
アルゼンチンへ入国するにあたり、恒例の如くSIMと現金を入手したいのですが、エセイサ国際空港ではSIM売り場なし、銀行は1つありますが、とある理由で交換しませんでした。(のちに記載)
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私はこの旅で6.7回空港泊を経験しましたがエセイサ国際空港は、空港泊に優しい空港と感じました。
・横になれるスペースがある
・コンセント備え付け
・寒くない
・24時間営業のマック、スタバ、ティエンダあり
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そんな感じで、朝まで快適に過ごすことができ早朝のカラファテ行きのフライトに乗ることができました。
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乗るのは6時発のカラファテ行き
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アルゼンチン ブルーレート(闇レート)
アルゼンチンは経済が超不安定で、通貨のアルゼンチンペソ(ARS)が暴落し続けています。つまりアルゼンチンペソを持っている状態では日に日に価値がなくなっていくということ。なので現地の方は出来る限り安定したアメリカドル(USD)と交換したいと思うのですが、その需要が高すぎるため実際の正規USDとARS交換レートでは交換できません。そこで、多少都合が悪くても交換したいという心理を反映した現実的な取引レートとして闇レートが設定されています。実際に、私がブエノスアイレスに到着したタイミングでは正規レート1USD=214ARS 闇レート1USD=396ARSと1.85倍の差がありました。ちなみに私が滞在した10日間はかなり変動が激しく最大で1USD=480ARSまで上がりました。こまめな交換が重要ということです。
基本的にUSDからの交換が好レートで交換できるため、私は事前に日本でUSDを作って現金でアルゼンチンまで保管していました。他にも、隣国のウルグアイやボリビアなどでUSDで降ろして現地で交換することもできることはできます。(難易度高め)
私が、エセイサ国際空港で交換しなかった理由は、空港内にある銀行がBanco de la nacion Argentinaという国営の銀行であったため正規レートしか対応していなかったためです。
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この銀行は、番号順に呼ばれるシステムで呼ばれるまでは中が見えません。また、携帯電話も使用不可という謎ルールがありました。
呼ばれると、通常の銀行のように銀行員とアクリル板を挟んで会話し。いくら分交換したいのか聞かれました。ただ現在のレートが記載されるはずのボードには何も書かれておらず闇レート対応かどうかわからなかったため1USDが何ARSか尋ねて初めて、そこが正規レートと気付きました。確認していなかったら、正規レートで交換されている危ないところだった。。知らずに交換してしまう観光客も多いのではないかと闇を少し感じました。
ちなみに、2022年末ごろから外国人クレジットカードでの支払いも闇レートが適応されたようで闇レートの80%くらいの金額で取引できます。なので、現金で交換するのがベストですが、現金が手元にない場合はクレジットカードでもまあ妥協ゾーンといったところ。
アルゼンチンSIMについて
アルゼンチンのSIM事情はかなり複雑です。
他の南米の国々では、街中の電気屋でSIMを買って入れ替えて簡単な設定さえすれば開通しますがアルゼンチンでは、個人情報登録とパスポート写真による認証が必要です。そしてまたこの認証が複雑で、、
Claroなどの店舗に行けば、設定をしてもらうことができるかと思いますが、電気屋ではSIMのチップだけの販売で設定は自分でやれという店が多いです。
エセイサ国際空港内では、SIMを入手できなかったためカラファテで買おうと思いSIMなしでカラファテまで行きました。
当時は、アルゼンチンのSIM設定が複雑であることを知らず、カラファテセントロの電気屋で初めて知らされました。さらに不運なことにカラファテにはClaroの店舗はありません。(笑)
まずいと思い、他の電気屋も回りましたがどこも対応してもらえず、結局自分でパスポートの認証やらと設定してなんとか開通させることができました。認証が通ってから、実際に電波が通るまでも時間がかかるとのことであったため認証が通っているのかすら分からず諦めていた時に、開通して複雑な心境だったのを覚えています。
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エル・カラファテ空港着
エル・カラファテ空港はエセイサ空港から3時間16分で到着。
エセイサを6時に出発して9時16分に到着しました。
国内線のみの空港で小さめでしたが、木製で温かみのある内装。
一気に南下したため結構寒かったです。外は3.4度くらいか。
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ツアーの広告がすごい
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米中心なかなか見ないので写真撮影
空港内は、ゲートから出るとタクシー会社、ツアー会社、ちょっとした食堂、お土産屋があるだけで本当に小さかったです。もちろんSIMを買える場所もあるわけなく入手できず。(Wi-Fiはある)
現地のタクシーはセントロまで2000円くらい?だったかかなり高い印象だったので、Uberを使うかとアプリを開くと、なんとパタゴニアはUber対応していないことが判明。。
結果カラファテの街中の移動も全て徒歩になり、これは痛手でした。。仕方なくタクシー会社を使うことに。
(コンドルタクシーという名前だった記憶。)
申し込むと、スタッフの方に「30分後に迎えに来るから、30分後に扉出たとこに居て」とのこと。さすがに腹も減っていたので、食堂でスープとオレンジジュースを注文して待っていると結果10分ぐらいで運転手が到着。まだ出来上がってすら居ないのに。笑
この運転手なかなかイカつい方で、ちょっと待ってと言えず。厨房のおばさんも優しい方で、もう少しでできるから待っててあげてと言うも却下。笑 オレンジジュースだけ貰ってタクシーへ。
(自分も不機嫌だったので、タクシー内でぶちまけたオレンジジュースは隠し通しました。)
宿までは20分弱で着き、チェックインまで時間がありましたがオーナーの良心で早めに入れました。
2日ぶりのシャワーを浴び、カラファテの街を散策しSIMと現金をGetしに行くことに。オーナーに好レートで取引できる場所をおしえてもらい出発。ついでにペリトモレノ氷河行きのバスを申し込んでくると言うと、宿で取れるからと言われ値段を聞いた感じ事前収取した情報とほぼ同金額だったためお願いすることに。(実は国立公園入場料が含まれていなくて5000円損する。)
この日は天気が良く、どんな写真でも映える。
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ここでアルゼンチンではSIMチップのみの販売で、手続きは各自でやることを知る。
とりあえずチップだけ購入。
次は、現金を入手しにオーナーから教えてもらったWestern Unionへ。これが結構遠い。セントロから徒歩25分くらいだった気がする。道中↓
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ちなみに馬鹿でかい
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到着すると、3人旅人が待っており一人旅の女性とスペインから来た男性二人組。旅人が集まっていることだから、ここは知る人ぞ知る好レート交換所なんだなと想像。結局1USD=340ARSとのこと。この時の闇レートが380だったので、かなり悪い。ただ闇レートとほぼ同レートで交換できるものと知らない当時の私は、早く現金が欲しい気持ちもあり200USD分交換してしまう。その後、宿から近くのカラファテバスターミナルでの交換レートを見るとまさかの370ARS。やられた感。
ちなみにこの時のスペイン人二人組は、両替時に私の通訳サポートをしてくださりナイスガイズでした。そして翌日のペリトモレノ氷河でバッタリ再開しました。笑
Western Union隣の電気屋でSIMが売っていたので、開通作業込みでお願いできないか尋ねると、開通できる担当のものが16時に来るから、それ以降に来てくれのこと。それまで外で数時間、時間を潰し再度行くも開通してくれるスタッフはおらず塩対応されてチップだけ泣く泣く購入。(2枚目)
一旦、電波のある宿でSIM開通作業をしに戻ることに。
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セントロには飲み屋が多く、歩き疲れていたため闇レートに甘えて少し豪遊。これで1000円弱くらい。
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帰路
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結局、初日は散歩して終了。現金はなんとか入手できたもののSIMが繋がらず、翌日のペリトモレノ氷河を電波なしで行くのかと思うとしんどい。
ペリトモレノ氷河へ
ペリトモレノへのバスはツアー会社が各々の宿まで迎えに来てくれるシステムで、25人くらい最終的に集まり彼らと一緒に行動することに。
バスで数時間かけてペリトモレノへ向かっている道中、奇跡的に2つのうちの1つのSIMが開通。最高すぎた。。
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国籍を聞かれチケットにしっかりとJapónと記載あり。
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再度バスに乗って、ボート乗り場まで移動。
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ソロプレイが私だけだったこともあり、かなり気さくに気を遣っていただいた。
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フェリーでは氷河の壁の近くまで行き、1時間ほどかけてここに戻ってくる。
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その後は、バスで休憩所兼氷河のもう一つのスポットへ移動。
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運次第では大きい破片が崩れるところが見える
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パタゴニアではよく見ることができるそう
そんな感じで、氷河ツアー終了。十分楽しめた。
ツアー次第では氷河の上を歩けるものもあります。専用の装備が必要で値段はそれなりにします。
カラファテに戻ってまたここで晩飯(うまい)
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翌日は、カラファテのバスターミナルからバスでエルチャルテンまで移動しトレッキングでフィッツロイ山を拝みます。
午前にチャルテンに入って夕方発のバスでカラファテに戻ります。
翌朝3時発のバスでカラファテを出て17時間のバス移動でリオガジェゴス経由、ウシュアイアを目指します。
だいぶ長くなったのでここから先は、チャルテン編で書きます。
ありがとうございました。
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