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役職者の仕事は問題発見と課題設定であり、メンバーは解決策立案と実行である。

タイトルの通りである。

やはり、問題発見と課題設定は役職者や管理職が行う必要がある。

メンバークラスは日々の仕事に追われることから、問題らしきものまでしか発見できない。それは致し方ない理由もある。メンバーは、問題らしきものが本当に問題なのかの分析や仮説検証に時間を取れないため、根本問題の発見ではなく、問題らしきものの発見までしかたどり着けないことが多い。

上司からメンバーへ、イシューではない課題設定を与えられた場合、メンバーはその解決に時間をとられることとなる…まさにそっから負のループ。その状況でメンバーが問題らしきものを発見したとしても、すでに分析や仮説検証に時間を取れない状況であるため、根本問題解決にはいつまでたってもたどり着けない。犬の道である。最初に上司から示された課題が間違っていた場合、そっから根本問題解決のための仕事に行きつくのはなかなか困難である。

よって、
役職者の仕事は問題発見と課題設定であり、メンバーは解決策立案と実行であると言い切る。そして、役職者はその課題が本当に根本問題に対する課題なのかを慎重に見極めたうえで、メンバーに課題を与える必要がある。

もし、問題発見→課題設定→解決策立案までを役職者や管理職が行ったら…メンバーはただ単純に解決策を実行するだけとなる。そんな進め方だときっとメンバーは仕事がつまらないだろう。役職者は課題設定までであり、解決策立案と実行はメンバーに任せるのがいいだろう。この場合の実行には、計画をしたうえでの実行とすることが大事である。つまり、計画からメンバーに任せることである。PDCAのP(計画)からメンバーに考えさせることである。

ある程度まとまった時間を確保できる役職者や管理職が、問題発見と課題設定までを行い、解決策立案と実行はメンバーが行う役割分担が良いのだろう。もし、役職者や管理職にも時間がないという状況であれば、その時間がないということが根本問題であるのだが…

効果的な解決策を見つけるには、現状と目標の解像度をあげることだ。

かつて私は下記のようにnoteに書きました。
 ↓

日々実務にあたるビジネスパーソンにとって、一番身近なのは「解決策」ではないだろうか。経営者や管理職から与えられた課題に対して解決策を考え実施するからである。

一方、経営者や管理職は、部下やチームに適切な課題を与えなければならない。そもそもの課題が的外れだった場合、課題に対して効果的な解決策が実施されて解決したとしても、必ずしも目標に近づいたわけではない結果となってしまうことがあるからだ。

詳細はコチラをご覧ください。
 ↓

「あぁ、なるほど、やっぱ課題設定まではしなければか」
帰りの電車で色々考え、今も考えが止まらず寝れない。明日早くから約束があるのに….。早く寝よ。

ではまた。

コチラも参考まで
短期的な定量目標だけではなく、中長期的な定性目標も言語化したい
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