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貢献ポイントを探す:サラリーマンが幸せになる方法 その18

これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。

サードプレイス持ってますか?
でもただサードプレイスに居るだけじゃ本当は幸せは薄いんじゃない?という気づきと提案です。

サードプレイス

前回、サードプレイスが多い人ほど幸福度が高く、それは帰れる場所のある安心感からでは?という記事を書きました。

でも私、サードプレイスにただ居るだけじゃぜんぜんツマラナイんじゃないの?と本当に感じてるんです。


サードプレイスには2種類ある、とされています。
1つはスターバックスや図書館など、他人の目を気にせずに一人でのんびり過ごせる場所。マイプレイス型と呼びます。

もう1つは交流型。つまりコミュニティのことです。
イギリスのパブ、フランスのカフェ、NPOやサークル活動など。今の主流はネットコミュニティでしょうね。

私にもマイプレイスがありましたが、妻の妊娠、出産、やがて育児がはじまると、そこで過ごす時間が取れなくなりました。

そのためか、どんどん仕事・家事・子育てのストレスがたまる一方。ずいぶんイライラするようになりました。

そんな中、ネットコミュニティに飛び込んだのです。

解放と終息

ネットコミュニティも参加しているだけですと、twitterのタイムラインと変わりありません。所詮ひとごとです。

そこでえいや、と自分から行動を起こしてみました。

すると、どんどん輪が回りだし、知り合いも増え、楽しくなっていくんです。すっかり生活の中心がコミュニティとなり、心が解放され生き生きと前向きになり始めました。何度もリアルで会うようになり、完全に自分の属性となりました


しかしやがて、何年も経つうち、次第にものたりなくなったんです。
他のメンバーも同じなのか、つぎつぎと人数が減り、とうとう数えるほどしか残らなくなりました。

自分を変えようと飛び込んだコミュニティが機能しなくなったころ、偶然ですが別のコミュニティに参画。活発に活動しはじめることになりました。

コミュニティで起きたこと

次のコミュニティは、ただ参加して楽しむだけでなく皆が目標に向かって活動する場所。

違うと思ったら素直に意見し、ただし他者の意見を否定するのではなく、違う考えもあるという提案型の対話ができるポジティブな場なんです。そこでの活動中、次第にメンバーから「心理的安全性」というワードが聞かれるようになりました。

私自身も、ものたりなさは感じず「足りないなら自分で補おう」と考えだしました。


やがて澤円さんのオンラインサロンに入会することにしました。
しかし入会当初は「何をしていいかわからない」状態。

そこで先のコミュニティで学んだように自ら動きました
サロンイベントの幹事に立候補し、運営に必要であれば澤さんに交渉して管理者権限をいただき、Peatix のイベント開催を手探りで学び、飲食店のミールキットの導入支援、オフライン・オンラインのイベント運営、プレゼン大会での発表、などなど。

この1年とにかくやってみる、という精神で取組みました。

経験やスキルの有無、得意不得意は度外視して、そこに役割があり時間があるなら挙手しました。もちろん迷惑をかけないよう本当に無理なことはせず、代わりに雑用を探してやりました。

すると何が起きたか。

心理的安全性が色濃く感じられ「居てもよい安心感(ほっと)」「居ることを望まれているという希望(わくわく)」「居場所での役割にたいする意欲(めらめら)」が湧き出てきました。

心理的安全性はサロンオーナーの澤さんから与えられた要素もありますが、決してそれだけでは成り立たないと考えています。参加している側に「ある条件」が必要なのです。


思えば、最初のコミュニティにあったのは「ぬるま湯」の安心感だったのでしょう。そのため、時間と共に心が離れてしまったと思います。

ぬるま湯と心理的安全性。何が違うのでしょうか。

心理的安全性

エイミー・C・エドモンドソンが著書で、心理的安全性を高め学習を促すリーダーシップの行動として以下の8つを上げています。

1.直接話のできる、親しみやすい人になる
2.現在持っている知識の限界を認める
3.自分も間違うことを積極的に示す
4.参加を促す
5.失敗は学習を促す機会であることを強調する
6.具体的な言葉を使う
7.メンバーの役割(責任範囲)を明確にする
8.成果を評価する

つまりただ仲良しグループと言うだけでなく、自分の役割があり成果を期待されている、という条件が必要だというのです。

ぬるま湯との違いはここです。

コミュニティだけでなく仕事や家庭でも同だと思います。あなたの役割があって評価(認知)されている。そのことこそが、心理的安全性を担保しコミュニティに属していることに幸せを感じさせるのだと私は思います。

貢献ポイントを探そう

もしこの記事を読んで何かを感じてもらえたなら、あなたがいま居る場所で「貢献できるところ」を探してみて下さい。

何もできることがない?
そんなことありません。私だってイベント幹事なんて経験ありませんでしたし、Peatix の使い方も知らず、むしろサロンのある Facebook の使い方すら未だによくわかってないのに管理者権限を貸与してもらっています。

やればできることは沢山あります。
人数をカウントするだけ。質問するだけ。リマインダー。タイムキーパー。などなど探せばやること・やれることは何でもあります。

ひとつやれたら繰り返してはどうでしょう。
するとそれがあなたのタグになります。

みんなが忘れがちなポイントでリマインドし続ける。
質疑応答で必ず最初に発言する。
ガヤでも何でもいつも明るい雰囲気を提供する。

あなたが居てくれてよかった、と思う人が必ず出てきます。
すると安心感(ほっと)・希望(わくわく)・意欲(めらめら)が生まれ、きっとコミュニティにいる本当の幸せを感じられるようになるでしょう。

これこそがコミュニティの本質だと私は考えています。

まとめ

・家庭でも職場でもコミュニティでも貢献ポイントを探す
・繰り返してタグにする
・ほっと、わくわく、めらめら、で幸せになる


与えられた役割でもいいのですが、やらされ仕事じゃなく自ら貢献ポイントを探すのをお勧めします。身の入り方が違いますし、なによりやりたい事をやるチャンスです。意外や意外「そんなことで?」と思っちゃうことが感謝され、あなたを幸せに導いてくれるだろうと思います。是非お試しあれ。

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