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ITパスポート試験合格への道(3)

3日目。

業務分析と業務計画

パレート図:棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたグラフ。
棒グラフ→データを大きい順から左に並べる。
折れ線グラフ→各データの累積比率を表す。
ABC分析:データをパレート図で表し、「データの重要度」に応じて、データを3つのグループにランク付けする手法。
ヒストグラム:データをいくつかの区間に分けて、その区間ごとのデータの数を棒グラフで表したグラフ。
*ヒストグラムの横軸は連続した項目。
レーダチャート:複数のデータを放射状に表した図。バランスを見れる。
散布図:2種類のデータの関係性を表す図。相関関係の確認。
回帰分析:「回帰直線」(散布図内の点が多く集まるところにひいた線)を使って、将来を予測する。

ヒストグラムや散布図などは高校時代の数Aを思い出す懐かし部分。むしろこういうものがITパスポートで必要なんだ、と意外だった。

経営者の意思決定と問題解決手法

経営者の意思決定→将来予測の必要性→期待値の利用

期待値:確率的に決まる平均値。
「値」と「確率」をかけ算し、その後、全ての組み合わせを足し算

問題を解決するための手法→ブレーンストーミング

ブレーンストーミング:複数人が集まってアイディアを出し合う。
・批判禁止・質より量・自由奔放・便乗OK

損益分岐点

会社の目的は「利益を出すこと」。売上よりも利益。そのために損益分岐点を知っておくべき。公務員試験勉強で経済学を少し学んでいた分、馴染みはある。

売上:商品やサービスを販売して得た金額
費用:売るために必要な金額。「変動費」と「固定費」
変動費:販売数に比例して増える。売り上げに占める変動費の割合のことを「変動費率」という
固定費:販売数に関係なく必ず発生する費用
利益:売上から費用を差し引いた金額

損益分岐点とは、売上の額と費用の額が等しくなる売上高。グラフだと線が交わったところ。利益が0円ともいう。

売上の直線:y=ax+b
aは傾き。bは切片。
費用の直線:傾きが変動費。切片が固定費。

財務諸表と6つの利益

財務諸表は経営者の成績表。というか健康状態。
「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つの書類の総称でもある。

貸借対照表:「ある時点の会社の全財産が記載」。資産、負債、純資産がわかる。左側が「資産」、右側が「負債」「純資産」。左側と右側の合計は同額になる。「資産」を総資産、「負債」を他人資本、「純資産」を自己資本という。
ITパスポートでは「自己資本」に注目。返金する必要のなお金。=企業の体力の目安となる。「資本金の位置」「自己資本比率」「自己資本利益率(ROE)」の3つが問われる。
資本金の位置:資本金が貸借対照表のどこに記載されるか。
自己資本比率:総資本に対する自己資本の割合。
自己資本比率=自己資本÷総資本×100

資本金とは、株主が出資した金額で、純資産に分類。
自己資本とは、純資産の金額。
総資本とは他人資本と自己資本の合計。

損益計算書:会社の利益が書かれている。そして目的は「会社がどんな方法でお金を稼いだかを明らかにすること」である。
売上高:商品を売って得た金額
売上原価:商品をつくるための費用
売上総利益:売上高-売上原価。粗利益。
販売費及び一般管理費:固定費と似ている。販管費ともいう。
営業利益:売上総利益-販管費。本業(営業)で稼いだ利益。
営業外収益:本業以外の収益。利息受け取りや株の売却益。
営業外費用:本業以外の費用。
経常利益:営業利益+営業外収益-営業外費用。「会社全体の競争力」
特別利益:臨時利益
特別損失:臨時損失
税引前当期純利益:税金引く前の会社の利益。
法人税等:税金を払うための費用。
当期純利益:全利益から全費用差し引いた金額。

簿記3級に向けて過去に勉強していたから、単語としては覚えているものが多い。ただ詳しい内容までは覚えていない。暗記の勉強の悪さが出てしまっている。。。

キャッシュフロー計算書:会社の一定期間の現金収支を明らかにしたもの。会社のリスクを発見可能。売掛金の増加による「黒字倒産」を防ぐ。利益ではなく、「会社に現金がどのくらい残っているか」を記載する。

借入金が増えた分から、株主への配当金の支払額を引いて、残る現金を計算することなど。現金の出入りえお「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3つに分類して計算。

ROE:自己資本利益率。会社が株主から集めたお金でどれだけ利益を上げたのか。「ROEは大きいほど得」。
ROE=当期純利益÷自己資本×100



今日は1時間くらいやった。資格を取ることも大事だが、何よりも社会に出て覚えておいた方がいいことだと感じた。わからないことは自慢することではない。知っておいた方がいい。




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