見出し画像

悩みは話すことで放す

あなたは何か壁にぶち当たった時、思い悩んだ時、
そのモヤモヤをどのように解消するだろうか。

誰かに相談するだろうか。
自分で抱え込むだろうか。
はたまた別の選択肢をとるだろうか。

私はずっと「自分で抱え込む」タイプだった。

どうしてかっていうと理由はいろいろある。

例えば、人に弱さを見せるのが嫌だった。
周りに求められているのは「強い」自分、
「出来る」自分であって弱さがある自分には
何の価値もないんじゃないか、って本気で思ってた。

どうせ言ってもわからない
そんなふうに思っている自分もいた。
今の自分のモヤモヤを説明したって
理解してもらえないだろう。
だったら説明するのすらめんどくさい、って思ってた。

悩めば悩むほど1人を選ぶ自分がいた。

でも大人になって、
言語化を重ねてきてようやくそこの考え方が変わってきた。
向き合い方が変わってきた。

まずもって、
”自分が思っているより相手は何も思っていない”

だけどそこに壁をつくって、
かえって近寄りづらくしているのは自分たち自身なのだ。

人は相談してもらえるから相談したくなる。
弱さを見せてくるから自分も弱さを見せようとなる。

そうしないと「自分ばっかり」と申し訳なくなるから。
むしろ弱さを見せてくれるのを待っているのかもしれない。


それともう1つ。
そもそも「悩み」ってなんなん?ということ。

自分じゃ答えが出ないから悩んでいるんじゃないん?ってこと。

自分の中でいくら答えを探しても
答えが見つからないから悩んでいるわけで、
その「爆弾」をいつまでも自分が持っていても
爆発を止めることは不可避で。
あとはいつ爆発するかの時間の問題で。

だったらその「爆弾」から
一旦手を離すことも大事なんじゃないか、ということ。


考え方が変わったことで、
少しずつ人に悩みを話せるようになった。

人って悩むとまるでその悩みが、
全世界で生きている人の中で私だけに
向けられたものなんじゃないか、って思う気がする。
ちょっと大げさだけど。

自分ひとりなんじゃないかって、
勝手に孤独を感じて勝手に壁を作って。
なんなら私がそうだった。

でもいざ人に話して、自分の手元から放すと、
自分と同じように悩んでいる人の存在が近くにいることを知った。

自分だけじゃないことを知った。
それが根本の解決につながるとは限らない。
でもひとりか、ひとりじゃないか。
それだけで気持ちの持ちようって変わってくると思っている。


だから今は自分にすっごい言い聞かせている。

「悩んだ時こそ1人にならない。」
「悩んでいる人こそ1人にさせない。」

まずは意識から変えていく。

今後の記事の質向上のための資金として使わせていただきます!