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地球外生命体の発見に繋がる!?海王星と冥王星に行く理由はコレ!

こんばんは、りょーです。

今日は海王星と冥王星について、どこまで理解されていて、今後何を解明したいと思っているかについての論文が公開されていたので、そちらを紹介しようと思います。

これら2つの星に注目する理由の一つは、今後コレらの星で「生命の痕跡」を探してやろうと本気でNASAが狙っていることが大きな理由であると考えられます。

この辺りは100スキ以上もらってるこの記事ですでに紹介しているので、のぞいてみてくださいね!

今回はその中でも、科学的にどんなことがわかっていなくて、何を解決したいのかをまとめた論文です。

一言で言えば「海王星・冥王星の大気がどのようになっているのか?」ということが世界中の研究者は知りたい、ということです。ひいてはこの大気問題は、表面での生命の存在にも繋がる重要な研究というわけです!

そもそも海王星・冥王星は「巨大氷惑星」と呼ばれる惑星の種類です。名前の通り、巨大な氷の塊なわけです。地球みたいなゴツゴツ岩石な惑星とはちょっと違う惑星なんですね。まぁ単純に太陽からかなり遠いから氷でも成り立つことができるんでしょう。

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この二つの中でも天王星は少し理解が進んでいます。単純に近いからです笑

表面の氷に覆われている部分の温度は-200度程度とかなり低いです。氷の惑星っぽい!!笑。しかし、大気に覆われている天王星の宇宙に接する最も外側の「上層大気」は、温度が227度もあるんです!!なんで!?

しかも!!この最も外側の温度は1992年から監視されていて、1992年は477度あったのに、今は227度なんです。1年8度くらいのペースでどんどん温度が下がっている不思議な性質を持っています。

この天王星の上空に行けば行くほど温度が高くなる現象は、「ジュール加熱」と呼ばれる現象によるものだと考えられています。これは近くを通る物質や惑星によって電磁誘導(コイルに磁石突っ込むと電気流れるやつ)が発生して、その電気によって加熱されていると考えられているそう。

上の電磁誘導の説明で行くと、天王星が作っている磁場(地球にもある南北、みたいな概念のこと)がどんな形をして、どんな強さを持っているのかを明らかにしてあげることで、それが大気にどんな影響を及ぼしているのかを明らかにしてやりたい!!というのが今後の世界の研究の方針だそう。

似ている星だから、隣の海王星も一緒に解明しちゃおう!みたいなノリでその二つを今後明らかにして行くそうな。今後10年の中でこんな天王星、海王星の話をチラチラニュースで見るかもしれません!

しかも、来年の10月ごろ打ち上げ予定のジェームスウェッブ望遠鏡で早速この謎の解明に取り掛かるそう。こいつ、宇宙船みたいで超カッコいいです!

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こんな大きさ!!笑
ちなみに自分、NASAのこの部屋入ったことあります笑

まぁ今回の記事は未来のニュースの先取り!!ってことで今日はここまで!

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