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こんにちはー!
今日は、就職後は最初が肝心というお話です。
そう!いつも以上に当たり前のお話をお届けします。
当たり前ですが、人材派遣営業をしていると、とてつもなく大切な当たり前だと思います。


最初は5万倍注目されている

15年人材サービスに携わっている僕が断言します。
勤務開始直後は、平常時の5万倍注目されていると。

・どんな人が来るんだろう?
・意地悪な人じゃないだろうか?
・真面目に仕事してくれるだろうか?
・コミュニケーションは取りやすいかな?

などなど・・・
必ず周りから見られています。

そんなん当たり前だろ!
って言われそうですが、本当に分かっていますか?

5万倍ですよ?(櫻井調べ)

誰かから仕事を教えてもらったら、その誰かは、その後で少なくとも5名には「〇〇さんってどんな感じだった?」と聞かれています。
そして、残念ながら、それによって印象が作られていきます。

恋愛では、後から素を出すのは大変なので、小出しにするようです。

仕事では、素を出すにしても、仕事のキャラを確立するにしても自由だと思いますが、いずれにせよ最初が肝心です。
少なくとも3カ月から半年は、どのように見られたいのか、自分の強みは何なのかをしっかりと整理し、就業時間中は1秒も気を抜かないようにしましょう。
1秒も!?って思いました?
そうです。最初だけは、僕は1秒も気を抜かないほうが良いと思います。
緊張していないように見せるために気を抜いている風にすることはあっても、本当に気を抜くのは避けたほうが良いと思います。


そして、逆に言えば、最初の印象さえクリアすれば、その後の注目度は一気に5万分の1になります。
家にあるガムテープより注目されないので、一度認められれば、自由度が格段に増します。(ないと結構困るけどね!ガムテープ!)


とにかく休まない。そして、メモを取る。

今、「少なくとも3カ月から半年は、どのように見られたいのか、自分の強みは何なのかをしっかりと整理し、就業時間中は1秒も気を抜かないようにしましょう。」と言いました。

これは極端に演じろ!言うことではないです。演じすぎると後から素の自分を出せなくなってしまいます。

「ずっと好きだった先輩と付き合うことができたのですが、嫌われたくない一心で猫を被っています。なので彼は私を『すごく良い子だよね』って勘違いしているんです。最近ではそんな自分に疲れてしまいました」(20代/一般事務)

「お付き合いは最初が肝心」と言われるのは何故?より


最初が肝心ですが、最初の過ごし方は、自分なりに「最初が肝心」を理解したうえで無理過ぎない振舞いを決めればいいと思います。

ただ、今日は、人材派遣サービスを15年提供している僕が知っている、就業後、派遣先からすぐにNGを言われてしまう人の2パターンを伝えたいです。
前フリがめちゃくちゃ長くなりましたが、これが本題です。

その2パターンとは、
①いきなり休みが多い
②メモを取らない

です。

正直、この2パターンを避ければ一発アウトにはあまりならないです。
少なくとも僕の人材派遣(事務系)の経験によると、どの派遣先も優しい部分があり、スキルが足りないとか、できないことが多いということで、すぐにNGを言われることは(ほぼ)ないです。スキルやできないことは、後から努力することで身に着けることができるからです。

ただ、絶対ダメなのが、いきなり休みが多いパターン。
先ほど言ったように、最初が肝心です。5万倍の注目度で見られているのです。
平常時がガムテープと一緒くらいの注目度なので、そこまで気にする必要はないですが、初日からいきなり1週間休むとか、3日に1回休むとかはダメです。
すごく厳しい表現になりますが、それがたとえ風邪だったとしても、序盤の休み連発はダメです!
半年間、無遅刻無欠勤の人が2週間体調不良で休んだら心配してもらえますが、3日目の人が2週間体調不良で休んだら、もうダメです。
仮に表面上は問題なくても、心配な人という烙印を押されることで、過度にチェックされ(5万倍の注目度が500万倍になります)、悪い部分を見初められすぎてしまうという負のスパイラルへ突入します。(やむを得ない病気もあるのでその際はしっかり状況を報告しながら、できれば診断書提出するくらいの気配りをするのがいいかと思います)

対策は、とにかくたくさん寝て、体調に気を付けるしかありません・・・!


そして、何とか休みはなく出勤したとしても、次にやってくる罠は「メモを取らない!」です。
一度教わったことを間違えたり、もう一度質問しても、基本的には問題ないです。
しかし、メモを一切取らないと、その行動が苛立ちに変わってしまいます。
メモを取らずに、同じことを質問してしまうことは、ググればわかることを聞くくらいリスクが高いです。

メモを取ることは本来は、仕事をスムーズに覚えたり、実行するための手段なのですが、ここは全力で手段の目的化をしましょう。
覚えようとしていることをアピールするために、メモを取るのです。

そのくらいに、序盤で様子見をされている時の「メモを取らないやつはダメなやつ」という人々の信仰は強固です。
これを、メモの魔力と言います。(違う)


“僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない
「本当のメモの世界」へ、ようこそ"

魔力すげぇ・・・


・・・・とにかく、仕事を教わっている間はメモを取りましょう!


最後に

今日は、就職後は最初が肝心というお話をしました。
特に、休まないこととメモを取ることが肝要です。

誇張ではなく、序盤に運悪く休みが多くなってしまったり、メモを取りそびれてしまい、500万倍の注目を浴び続けるという負のスパイラルに入ってしまったら、もう一回転職してリセットしたほうが良いのではないかとさえ思います。
もちろん、現実には根気強くリカバリーして、信頼をコツコツと掴み取るしかないんですけどね。
序盤に失った信頼を回復するのは、普通に信頼を勝ち得ることの何倍も大変なので、本当に最初が肝心です。

当たり前すぎて恐れ多いですが、気に入った職場と出会えそうなときなんかは特に意識してもらえると嬉しいです。

では、また!




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