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マネジメントをあえて具体的に語る #1125

お元気ですかー?
今日は「マネジメントをあえて具体的に語る」というテーマでお話しします。今日、Voicyで笹田さんの「マネジメントをあえて曖昧に語る」という放送を聞いて、とてもインスピレーションを受けて書いてみます。

その放送では、笹田さんがマネジメントのことを「いい感じに物事を進める」とおっしゃっていたのですが、それがどういうことなのか、笹田さんが曖昧に語ってくれたのに対抗して?具体的に考えてみたくなりました。
僕は、マネジメントが苦手すぎて、かなり単純化して捉えるようにしています。

マネジメントとはいい感じに物事を進めること

笹田さんのVoicyを聞いて、マネジメントについて改めて定義を考える機会を得ました。笹田さんはあえて曖昧に「いい感じに物事を進める」と表現されたとのことでしたが、非常に深い意味を持つのではないでしょうか。あっちを立てればこっちが立たない、トレードオフにならざるを得ない、全員が一致することはない・・・そう言った場面でも「いい感じに物事を進める」ということは様々な方法が考えられますし、結果を求められるようなビジネスの現場では非常にストレスのかかる難しい仕事になります。

短期的な最適化は自然にできる

そんな様々な「いい感じに進める」方法が考えられる状況の中で、僕はマネジメントを具体的に定義したいと考えたことがあります。
その時に基礎となった考え方は、「人間は短期的な快楽や利益を追求することは自然にできる」ということです。

例えば、お腹が空いているときにお腹いっぱいだべる、疲れているときにサボる、勉強しないでゲームばっかりする・・・これ自体は自然なことであり、放っておけばやってしまうこととして捉えるのです。

チームにおいても、何もしなければ常に短期的な最適化が起こると考えています。ただ人が集まって仕事すると「〇〇は誰々がやった方が早いよね」「効率がいいよね」という価値観で物事が決まっていくはずです。多分。

いい感じにしたり管理したりすることは長期を見ること

マネジメントとは、笹田さん曰く「いい感じに物事を進めること」であり、他にも「(マネージの語源から転じて)何とかすること」と言われたり、「(直訳的に)管理すること」と言われたりします。

僕はそのほとんどをカバーする定義として、マネジメントとは「短期的な行動の中に長期的な視点での行動をバランスよく取り入れること」だと決めています。(決めるってなんか変ですがw)

例えば、お腹いっぱい食べることができるけれど、将来の健康や体重を考えると抑えるべきだと判断するのがセルフマネジメントです。同様に、今は楽しいことに時間を使いたいけれど、将来的な成功のために今は勉強や仕事に集中することもセルフマネジメントの一環です。これは、いい感じに進めることでもあり、目標に対して何とかすることでもあり、管理することでもあります。

チームマネジメントにおいても同様です。例えば、今すぐに利益を上げるために無理な営業をかける指示をすることは自然とできるかもしれませんが、それだけに注力すると長期的な売上を失うかもしれません。長期的な視点を持って、クライアントやチームメンバーとの関係を築きながら、持続可能な成長を目指すことを短期的な活動の中にいかに取り入れるかが重要です。

実際、僕もマネジメントの定義が曖昧だった時は、自然とやりたくなる短期的な目標達成のためにチームメンバーの行動を細かく指示して、見張って口を出すことをマネジメントだと考えていました。「管理する」という言葉の響きに引きずられてしまっていました。
短期的な成果を追求するためのリソース配分や戦術の実行だけでは、僕はマネジメントと呼べないと考えています。短期的になりがちな行動の中に、将来の目標を何とか達成したり、いい感じに進めたりするために、長期的な取り組みを管理することがマネジメントなのではないでしょうか。

最後に

マネジメントとは、曖昧に語るなら「いい感じに物事を進める」ことで、笹田さんのVoicyでとても納得できたので、これからまるで自分が思いついたかのようにパクり続けようと思いますw
そして、その「いい感じ」とは、単なる短期的な成果ではなく、長期的な視点を持って全体を見渡して管理しながら進むことです。

試しに、ChatGPTにマネジメント手法を10個あげてもらいました。

・目標管理 (MBO: Management by Objectives):
目標を設定し、その達成度を評価することで組織全体のパフォーマンスを向上させる手法です。

ケインズ・マネジメント (Keynesian Management):
経済の変動に応じて組織の資源配分や投資戦略を調整する手法です。

リーダーシップ・マネジメント:
リーダーシップスキルを活用して、チームのモチベーションやコミットメントを高める手法です。

アジャイル・マネジメント:
迅速な変化に対応するために、小さな反復的な開発サイクルを用いる手法です。

リーン・マネジメント:
無駄を排除し、効率を最大化するための手法です。主に製造業で使われますが、他の業界でも適用されています。

タレント・マネジメント:
人材の採用、育成、維持を戦略的に行う手法です。

プロジェクト・マネジメント:
プロジェクトの計画、実行、監視、コントロールを行い、プロジェクトの目標を達成する手法です。

チェンジ・マネジメント:
組織の変革を円滑に進めるための手法です。変化に伴うリスクを管理し、従業員の抵抗を最小限に抑えることを目指します。

コンフリクト・マネジメント:
組織内の対立や衝突を効果的に解決し、建設的な結果を導くための手法です。

フィードバック・マネジメント:
定期的なフィードバックを通じて、個人やチームのパフォーマンスを向上させる手法です。

見事に全て中長期的な視点が必要なアプローチのための手法でした。
例外はあるのかもしれませんが、僕のような不器用なタイプは「短期的な最適化は自然にできるから、そこに長期的な視点をどの程度組み込むかを管理することがマネジメントである」という理解で取り組んでいくのがちょうどいいのではないかと改めて考えました。

では、また!





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