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気分でマネジメントしよう!



今日は「気分が乗らない」をどのように、捉えるかについてお話します。主にマネジメントにおいての話になります。


実は僕は一昨年まで、ある都道府県の責任者として10人弱のメンバーのマネジメントをしていました。

そして、去年はあるプロジェクトの一員として、今年はある程度大きなチームのマネージャーの補佐的なポジションになっています。

いわゆるマネージャーから一歩引いた視点から見るなかで、「気分」についての向き合い方が随分マネージャーたちで違うと感じたことが、今回お話をしようと思ったきっかけです。(ひょっとしたら作戦の立て方としてはココが一番マネージャーごとに違いが大きいかもしれません。)


改めて社内外の知っているマネージャーを見渡すと、「気分が乗らない」とか「好きじゃない」といったことは一切気にしないで、チームの作戦や戦術に則って、仕事内容や配置を決める方が多いということに気が付きました。

ちなみに僕は「気分が乗らない」とか「好きじゃない」とか、逆に「やりたい」というメンバーの気持ちをスタートラインにして作戦や戦術を決めています。

良し悪しじゃないとか言いたいところですが、僕は気持ちを一切考慮しないのは悪に近いものとして捉えています。


確かに、理論上最適な作戦や戦術というのはあります。何か公平な数字で図ることができれば実行前に高い精度で予測することも可能でしょう。あるチームを率いる以上、成果を最大化する責任もあるでしょうし、メンバーの時間や労力を使うのですからそこに真摯に向き合う必要があるはずです。


しかし僕の考えは、「作戦の精度以前に、そもそもできる限りメンバーみんながやる気の出るやり方でチャレンジしたほうが気持ちがいいよね。」です。実際にチームメンバーには「気分が乗らない」ときは理由がうまく言えなくても大事なことだから教えてね、というのは常にお願いしてきましたし重視しています。

例えば作戦Aで期待できる成果が120で、作戦Bで期待できる成果が100だったとしても、作戦Aの場合のメンバーのやる気が作戦Bの半分だった場合は作戦Bのほうがいい結果になると考えています。

なんだかその方が生き生きと働く良いチームができると思いませんか?


この話は賛否ある内容だとは思っているので、あくまで「僕の意見は」ということになりますが、なんだかふと、作戦と戦術に理屈だけのリーダーが今日も不幸なチームを生み出しているのではないかと思ってお話しさせていただきました。

では、また明日!

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