仕事にワクワクしないのは、自分のせい
今日のnoteは、「仕事にワクワクしないのは自分のせい」というお話をします。
先日、社会人2年目の友達から、「仕事が思ったほど、クリエイティブでなくて、ワクワクしない」という相談を受けました。
その友達は、僕では何を言っているか分からないくらい、クリエイティブなタイプです。なので、ワクワクする仕事に再就職するんだろーなーって思っています。
で、それとは別にの話ですが、この相談をきっかけに、僕のような凡人が仕事にワクワクしない時にどう考えるのが良いのかをお話します。
仕事がルーティンワークなのは当たり前
僕も、20代中ごろのころ、(すでに人材業界)「仕事が同じことの繰り返しでつまんねー」って思ってた時期がありました。
今思えば、その繰り返しもそれほど高いレベルで出来ているわけではないのですが、恐れ多くも本気で思っていました。
そのころの自分に、一つだけ教えたいことがあります。それは、
仕事がルーティンワークなのは当たり前
ということです。
毎日が新しいことの繰り返しなんて、大した仕事じゃない
その頃の僕は、あまり深く考えず、サラリーパーソンの道を歩んでいました。別に起業して、世の中を変えるサービスを立ち上げたいと思ったわけでもなく、既存のビジネスの中で、社会貢献することを選んだのです。(選んだ意識もないけど)
で、そこで知っておくと良いことが1つあります。
それは、すでに価値が認められている(欲しがっている人がいる)サービスを提供するという道を選んだ以上、仕事がルーティンワークなのは当たり前ということです。
例えば、人材派遣サービス(僕の仕事です)に特化して社会貢献しているのに、契約書の発行の仕方や、人選の方法を、毎回新しく、斬新な方法で行っていたら、それはとても非効率です。
もしそんな性質の仕事があるとしたら、ほぼ無意味な仕事か、うまく行ったら世界を変えられる仕事かのどちらかです。
そして、サラリーパーソンの道を選んだ者の仕事は、普通、世界を変える仕事ではないです。(悪い意味ではない)
必然的に、ルーティンワークに落とし込めるものになります。そして、そういう再現性がないと、むしろ仕事としての価値がないとも言えます。(大変すぎる!)
なので、その仕事で社会貢献をするというのはルーティンワークを請け負うことと同義なのです。(少なくとも僕はそう捉えています)
仕事ができるとは?
20代の自分に、「仕事はルーティンワークだ!」なんて言ったら、目をひん剥いて驚くか、めちゃくちゃ口悪く反論してくるかのどちらかだと思いますw
そんな、若かりし自分に、もう一つ伝えておこうと思います。
それは、「仕事ができるとはどういうことか?」ということです。
これはもう、完全なる持論なんですけど、仕事ができるとは、
①ルーティンワークを期待値を超えたレベルで行えること
②不測の事態や予測できない挑戦に良い感じで立ち向かうこと
だと僕は思います。
そして、ほとんどの場面で、仕事ができるとは①のことです。
だって、いわゆるサラリーパーソンの仕事は、ルーティンワークが中心だから。
「あの人、仕事できるね!」って言うときは、ルーティンワークをすごく早くこなせるとか、期待した以上の工夫をしてルーティンワークをこなすとか、そういうときがほとんどです。
そして、20代の自分よ・・・!君がキャリアを積んで(それこそ、高いレベルのルーティンワークを身に着けて)、チームを任されるようになったら、
②不測の事態や予測できない挑戦に良い感じで立ち向かうこと
も、仕事ができるという要素になってくるんです。
経験、知識、そしてその引き出しを適切に開いて、選択していくセンス・・・そのあたりが複雑に絡み合って、②は成し遂げることが出来ます。それを求められるようになってくるとルーティンワークの割合も少しは下がるかもしれません。(それでも8割がたルーティンワークです)
これは、自分で事業を起こさない限りは、割合の差こそあれ、日本にある会社では現実だと思います。クリエイティブな仕事がしたければ、ルーティンワークで結果を残す必要があるのです。
仕事にワクワクする方法
ここまでで、20代の僕はわかってくれるでしょうか・・・?
つまり、「人材サービスがルーティンワークでつまらない」と思っているけども、現実は、最先端の業界に行ったとしても、目の前にあるのはルーティンワークの繰り返しとしての仕事であるということです。
0→1を作り出しているスタートアップ企業や、自分で起業することなどを考えていないなら、それをまず、受け入れて、自分なりに考えをまとめたほうが、ワクワクできる可能性が高まります。
そして、僕が考える、仕事にワクワクする方法は、
ルーティンワークのPDCAをぶん回すこと
です。
ルーティンワークのレベルが高い事が、一義的には、仕事ができるということですから、PDCAを回し、周りの期待や願望を超えた驚きを与えられるような改善を行っていけば、おのずと周りから評価されます。
評価されれば、基本的に仕事は楽しくなるし、ワクワクします。だって、自分の力が認められて、みんなの役に立つんですもん。それにワクワクしないなら、どんな仕事してもワクワクはしないことでしょう。
逆に言えば、ワクワクしないのは、そこから逃げているからで、仕事ができている気でいるからこそ、「つまんねー」とか言ってますが、たぶん、仕事ができる人にはなれていないです。
20代中ごろの僕に言いたいことをまとめると
ルーティンワークのレベルを想定外のところまで引き上げるチャレンジもしないで、入社早々にワクワクしないとか言ってんじゃねぇ!
です。
最後に
適材適所の意味合いで、合わないと感じるなら、それは転職のタイミングかもしれません。
0→1のビジネスにチャレンジしたいなら、スタートアップ企業への就職や起業を考えるタイミングかもしれません。
そうではなく、サラリーパーソンの道を、今は歩んでいくなら、その仕事は基本的にルーティンワークがほとんどで、そのルーティンワークのレベルを上げていくことから逃げてはいけません。サラリーパーソンとしての成功は見えにくいと思います。
今日は、そういった意味で、「若いサラリーパーソンが、仕事がワクワクしないと感じるなら、それは大体自分のせいだ」というお話をさせていただきました。
そして、一応の補足ですが、一握りの天才は、自分の居場所を自分で選ぶ権利があったりします。そういう人は、時代の最先端の高レベルなルーティンワークとか、とてつもなく例外的に、いきなりクリエイティブな仕事を与えてもらえるという機会を得る力があります。(冒頭に出てきた友達は完全にそのタイプです。)
今日の内容は、あくまで僕のような凡人向けということでお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
では、また明日!!
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