人にやさしく
今日のnoteは、「#ありたい自分を見つけるマガジン」の12月のテーマ、
をきっかけに、「人にやさしく」というタイトルでお話をします。
人に思いを伝える時は共感を求めている
人に思いを伝える時、どんな目的があるでしょうか?
その人に共感してもらったり、行動してもらうことが目的ではないでしょうか。
「自己紹介を兼ねて、あなたの〇〇に対する思いを教えてください」みたいな特殊な状況でないかぎり、誰かに思いを伝える時、自分の思いに共感して欲しいはずです。
思いが強いほどに共感から遠ざかる
そんな、思いに共感して欲しい時に僕が意識していることは「人にやさしく」することです。
ブルーハーツが、「人にやさしくしてもらえないんだね」と歌っているとおり、世の中には、やさしくしてもらいたいのに、やさしくしてもらえないことが沢山あります。
人の思いを聞いている時はその代表的な場面です。
会社の上司が思いを伝えてくる時などに、こんなことはないでしょうか。
その上司がこれまで仕事をしてきた中で、ずっと拘ってきたことや、誇りに思っていることを、あなたにも共感して同じように行動して欲しいと思っているような場面を想定してください。
あなたは、特に強い反対をするつもりではなかったですが「でも、〇〇の時は、違うやり方も考えられるのではないでしょうか?」という意見を言いました。すると、その上司は急に早口になり、顔を赤くしながら否定してきます。「そんな発想だからお前はダメなんだ!」
はたまた、友だちが将来について語っている時。
友だちは言います。「俺は、〇〇で世の中を良くしたいんだ!みんな同じように考えてくれたらいいのに!」
それに対して、あなたは何の気もなく「みんな同じように考えるのは難しいんじゃない?だって・・・」とか言いました。すると、友だちは早口になり、唾を飛ばしながら否定してきます。「そんなこと言ってたら、世の中はずっと良くならない!」
この上司も友だちも、熱い思いを胸に抱いています。
だからこそ、その思いを理解してくれなかったり、共感してくれなければ憤りを感じ、否定してしまうのです。
しかし、その思いが素敵なものであったとしても、違う考えに対して不寛容になってしまうと共感してもらうことはできません。むしろ、嫌われます。
分かってもらえないことに憤って、大きな声で繰り返し主張し続ければし続けるほどに延々と嫌われ続けます。
そして、分かってもらえないことを理解すると、今度は分かってくれない人の悪口を言うようになり、本格的かつ絶望的に嫌われていきます。
・・・
・・・これは、昔の僕です。
正しいと考えている思いが強ければ強いほど、そうではないモノや人が許せなくて、糾弾してしまっていました。
共感して欲しくて伝えているのに、共感からはどんどん遠ざかっていっていました。
人にやさしく=寛容であること
だからこそ、共感から遠ざからないために、「人にやさしく」あることが大切なのです。
逆説的ですが、思いに共感してもらうためには、その思いと違う考えにも寛容でないといけません。違う考えや思いを肯定し、尊重しましょう。
そうすれば、あなたの思いも尊重され、素敵だと共感して付いてきてくれたり、一緒に歩んでくれる人が出てくるのです。
やさしい人の思いはたくさんの人に伝わり、不寛容な人の思いは誰にも伝わらないのです。それどころか、思いを伝えることで嫌われるという結果になってしまいます。
高い理想や熱い思いを大切にする代わりに価値観に合わない人やモノを敵視していたころの僕には、仲間は全くいませんでした。でも、人にやさしく(人の思いに寛容であることを)できるようになってからは、共感してくれる仲間が少しずつ増えてきたように思います。
最後に
今日は、「#人に思いを伝える時に意識すること」というテーマで、思いを伝える時は「人にやさしく」というお話しをしました。
昔の僕は、自分の思いと違うことに不寛容だったという話をしましたが、本当にめちゃくちゃ最近までそうでした。(だから、例えが上司としての自分だったりします)
もっと若い頃に「人にやさしく」あることができたなら・・・と思いますが、これからはいろいろな価値観を肯定していたいと思います。
では、また!
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