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なぜサービス残業をするのか

こんにちはー!
今日は、なぜサービス残業をするのかというお話です。


サービス残業したことがない

僕はサービス残業はしたことがありません。
休日に会社貸与の携帯が鳴り、出たことなどはありますが、例えば10分仕事したら、逆サービス残業サボタージュを20分行うことで相殺していました。

なぜなら、僕は労働力の対価として賃金を受け取っているからです。
もちろん、できれば世界全体が幸せになって欲しいと思いますが、労働力を無償で提供するくらいなら、寄付します。それに、競争のルールでもある労働時間というものを隠れて逸脱するのは(会社員としては)良くないとも考えています。

なぜサービス残業をするのか?

まぁ、そんなことは言うまでもなく、ほとんどの会社員は労働力の対価として賃金を受け取っていて、サービス残業は経済合理性が全くないように見えるという意味で不合理であると言えます。

不合理すぎて「サービス残業するの、意味わかんねぇ・・・」ってずっと思ってきました。しいて言うなら、家庭を持つ方で稼ぎ頭の方は、クビになることを恐れて、サービス残業をする可能性があるとは思っていました。そして、それを世知辛いのぉ・・・と思っていました。

・・・が!
最近気が付いたのですが、若い方のほうがサービス残業してません・・・?
なんなら、あなたはサービス残業したほうが良いので‥‥ゴホン!・・んっ!!何でもないですw・・・みたいな人が、さっさと帰るのに、若手がサービス残業しているという状況は珍しいものではないように思います。(あれ、僕の周りだけ・・・?w)

若い世代なら、正直、転職には困らないと思いますし、独り身であればしばらく適当な仕事で繋ぐことも出来そうですらあります。

僕はサービス残業したことないですし、ましてや若い頃なんて本当に1秒ですらサービス残業したくないとさえ思っていましたが・・・

なぜサービス残業をするのでしょうか?


めっちゃ妄想して思いついた3パターン

まず、サービス残業をする人の気持ちを想像してみました。
そして、めっちゃ妄想してみて思いついたのがこの3つ。

妄想①評価されたい

単純に自分の評価者がサービス残業をすると評価してくれるなら、サービス残業をしてもいいなと思います。
若ければ若いほど、ただ遅くまで仕事する分には時間の融通がきいたりするので、純粋に頑張るよりも長く仕事するほうが楽かもしれません。
逆に家庭を持つと時間の融通は若いころよりはききにくいので、サービス残業できなくて、泣く泣く帰っているということです。

・・・・なんかピンとこねぇ・・・
何より、サービス残業を評価してしまうくらい合理的でもフェアでもなく、自分のことと目の前のことしか考えられないマネージャーが降格になっていないことにモヤモヤしますw


妄想②指示された仕事が絶対だと思っている

妄想①評価されたいにも通じる部分もありますが、指示された仕事ができないと自分の評価が下がると思っていたり、指示された仕事は出来ることが当たり前と思っていたり・・・という可能性もあると思います。
本当は、若手が思うほど計算がされているわけではなく、仕事というものは適当にw振られてくるので、できねぇ・・・って思ったら、「ちゃんと見て!僕!無理だから!!!」って言っちゃっていいのですが、若いがゆえに、上司が正しいと思ってしまい、何としても終わらせないと・・・・!と思ってしまうのです。
できないことで叱られるリスクをちょっとでも感じたら、何の予定もないならサービス残業して帳尻合わせたくなるかもしれません。

・・・ピンとこねぇ・・・
何の予定もなくても無償労働は嫌だし、僕の能力も加味して指示しない上司が悪いからwって思っちゃう!

妄想③洗脳されている

また、洗脳されているというパターンも考えられます。
僕は、高度成長期の会社員は良くも悪くも洗脳状態とも言えると考えています。
会社を家族と同一のようなコミュニティと認識し、会社に滅私奉公していれば、一生が安泰であるという間違った(少なくとも永続的に続く事実ではない)合意をもとに、長時間労働することが一番の貢献であった時代であったと思います。

今はその幻想は崩れ去っていると言えますが、未だにその洗脳の中にいる方も存在するのかもしれません。

・・・ピンとこねぇ・・・
特に若い方がその洗脳の中にいるなんて・・・ちょっと考えにくいな・・・


分かるわけがない・・・けど、評価されたい?

・・・どれもこれも、ピンと来ないと感じました。
それもそのはず。僕はサービス残業をする気持ちが1ミリも分からないのですから。
妄想したところで、どうしても腹落ちする感覚はありません。

でも、その中でも「それらしいな・・・」と感じたのは、「評価されたい」ということです。
例えば、サービス残業をしないで、仕事が終わらないことを伝えたら評価が下がるかもしれません。ましてや、サービス残業を行うことで高い評価を下す上司だった場合、サービス残業するほうが楽な場面もあると思います。

若い頃のほうが評価が欲しいでしょうし、キャリアの後半になれば、そう簡単に評価が変わることもないと感じるようになり、無駄な長時間労働をしなくなるという理屈も通りそうです。

・・・若者たちよ!
「大々的に褒めることはできないけども、サービス残業してでもやり切ろうとしたことは素晴らしいぞ!」とか言ってくる上司は、本質的に自分のことしか考えていないズルい奴だから気を付けろ!
そんな奴に媚びても何も良いことないぞ!!

あと、サービス残業ズルしてでも内部の評価を勝ち得るよりも、お客様からの評価やありがとうを求めて頑張っていきましょうよ!
遅い時間にメールしたって、お客様は心配するだけで、評価はしてくれないですよね?サービス残業や長時間労働ってそういうものです。

それに、めちゃくちゃ働きたかったら、仕事ではなく、いっぱい勉強すればいいと思うし、副業してもいいし、会社員はやめてフリーになってもいいですよね。


最後に

今日は、なぜサービス残業をするのかというテーマでお話ししました。

たまに、サービス残業を推奨されて出世した上司がサービス残業をしている部下を評価して・・・という負のスパイラルに突入している会社があったりします。
サービス残業で評価するなんて多様性の真逆ですし、働く子育て世代なんて100%評価されません。
会社員というフィールドで競うのであれば、決まった時間でいかに成果を出すかというルールは絶対だと僕は思います。
勝手にスポーツの制限時間が長くなったら困っちゃいますよね。負けてるチームが勝つまで時間延長すれば、体力と時間がある人の勝ちになります。

それから、今回は、明白にサービス残業を強要する会社と残業を申請しにくい雰囲気で強要する会社は例外としました。
なぜなら、そんな会社は議論の余地もなく、逃げるべき組織だからです。

では、また!




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