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付加価値を付けないという付加価値

こんにちはー!
今日のnoteは、付加価値を付けないという付加価値(があるかもしれない)というお話です。


お昼に焼肉を食べた!

今日、お昼にフードコートで焼肉を食べました。
3歳児と0歳児を連れた家族としては、焼肉を食べることって非常にハードルが高いのです。
泣きだしたら嫌だし、抱っこしながら食べたらタレこぼれそうだし、煙たいし・・・

でも、近所のショッピングモールのフードコートに入っている焼肉を手軽に食べられるお店のおかげで、久しぶりに家族で焼肉を食べることができました!

https://gyukakuyakinikushokudou.ne.jp/

このお店のことは前から知っていたのですが、今日、あるきっかけで食べることができたので、そんなお話を。


ずっと食べられなかった

実は、この牛角焼肉食堂さん・・・フードコートで焼肉なんてありがてぇ・・・!って思っていたのに、存在を知ってから2年以上、食べる機会がありませんでした。

なぜなら、子どもが食べられるメニューがなかったからです。
お子様セットみたいなものがなくて、子どもだけ別のお店で注文することもできるのですが、込み合う休日のフードコートでそこまでする気持ちになれず、結局うどんを食べるのが日常でした。(うどん好きだけど)

今日も、行きの車の中で、奥さんに
「牛角食べたいけど、お子様セットないからな・・・今日もリーズナブルにうどんかな!?」
と言ってましたし、それに対して奥さんも
「仮にお子様セットあったとしても、たぶん高いから贅沢すぎるでしょ・・・」なんて言っていました。


お子様セット、190円!

そんなこんなでフードコートに到着し、なんとなくダメ元で牛角焼肉食堂さんを覗いてみると・・・

何とお子様セットがありました!
しかも、カレーorラーメンで190円!シンプル!!

僕らは迷わず、牛角焼肉食堂さんの列へ並び、焼肉定食を注文し、冷麺まで付けました。

子育て世代には分かってもらえる気がするのですが、この190円のお子様セット・・・すごくないですか?
なぜか贅沢して冷麺まで食べておいて言うのも変なのですが、このお子様セットが、ゼリーがついておもちゃがついて490円!とかのよくあるやつだったら、あれだけ行ってみたいと思っていても、悩んでいたと思うんです。
ただでさえ、焼肉定食自体が1000円近くするので、うどんと比べたら贅沢です。
子どももお子様セットでそんなに大喜びするわけでもないし、今日もうどんを大盛にして分けようかな・・・ってなっていたような気がします。

そんな僕が、お子様セットが190円だからって冷麺を追加していたのだから、このお子様セットの販促力はすごいです。


お子様セットは忌み嫌われている(僕に)

そもそも、お子様セットは僕に嫌われています。
・いらないおもちゃがついてくる
・ゼリーは子どもが喜ぶけど割高感すごい
・カレーとかラーメンとかなんか同じのばっかり
・なのにやっぱり高い

ガストのお子様セットがクーポンで安くなるとかのときでない限り、500円近く払うには惜しいと感じるのがお子様セットです。

おそらく、お店側としては、子どもが食べることができる範囲で500円近い金額にするための付加価値を懸命につけているのだと思うのですが、一切、僕には刺さっていません。いつも、中途半端に子どもの欲だけくすぐって、頼まされてお金払わされる・・・みたいな存在です。

で、結果として大人のメニューを大盛にして分けたりするのですが、そうすると自分の好きなメニューは食べられず、子どもが食べられる味付けのものから選ばないといけなくなり、それはそれで悲しい・・・
僕はそんなことを繰り返しています。


付加価値を付けないという付加価値

そんな僕には、今日のお子様セットは衝撃でした。
190円という価格。カレー以外何もないという潔さ!(焼肉とカレー関係ないしw)
付加価値は0ですが、その分、親が好きなものを食べることができるという特大の付加価値が発生しています。

メニューそのものに付加価値を付けないけど、それそのものが大きな価値を生んでいるという素晴らしい体験でした。
お子様メニューに付加価値がないからこそありがたい・・・この感覚、伝わるでしょうか?


何だか他にもありそう

ずっと、それが当たり前で、お子様セットに一生懸命付加価値を付けてきたと思いますし、牛角焼肉食堂さんだって、最初はお子様セットにおもちゃつけようとしたのではないでしょうか。

今日、焼肉セットの満足度100%の体験をして、同じような構造のもの、他にもあるんじゃないかな?って思いました。

例えば、
・旅館のいっぱい出てくるご飯
・美容院での世間話
・テレビCM
とか・・・(なんかちょっと違うな・・・)

旅館のご飯の種類を減らすかわりに、そこでしか食べれないものを用意するとか、いっそ旅館のご飯なくす代わりに近所で使えるクーポンを発行するとか。(そんなのもうありそうですね)
美容院で世間話しない代わりに早いとか(1000円カット!)、テレビCMは流れないけど、株式会社〇〇さんの寄付でこの番組は放送されていますと明示され、出演者がその企業をリスペクトしているとか・・・(やっぱ、なんか違うな・・・)

余談ですけど、テレビCMに入る前に「ここでCMなんかーい!」みたいなやり取りがあることがありますが、アレ、スポンサーにすごい失礼ですよねw
「おかげで番組放送できてます。ありがとうございまーす!」が自然な態度のような気がするのですが・・・


僕の従事している人材派遣のサービスでも、実は付加価値をなくしてしまったほうが、付加価値が上がるような性質のものがあるのではないかなと思います。
・・・就業初日に同行するとかかな・・・?

業界の慣習や、思い込みに囚われず、その付加価値は本当に価値を生んでいるのか?ということを常に考えていきないなと思いました。


最後に

今日は、付加価値を付けないという付加価値があるのではないかというテーマでお話ししました。
190円のお子様セットが出たことで、一気に牛角焼肉食堂が素晴らしいお店になったという話から、付加価値について考えてみました。

190円のお子様セットに魅力を感じるのは僕だけで、500円のお子様セットを求める声のほうが多いかもしれないので、その場合は、ある種の与太話として捉えてもらえると嬉しいです。

では、また!




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