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警察の方にも営業力があったほうが良いかもしれない話

今日のnoteは、警察の方に職務質問?されたときに感じた「警察の方にも営業力があったほうが良いかもしれない話」について、お話しします。


人生初の職務質問?

先日、次の日が早かったため、社有車で帰宅し、近所のコインパーキングに駐車した時に、警察の方から声をかけられました。

ちょうど、停めたあとで、お客様と電話しているところに、パトカーが横付けし、ノックされたのです。

近所で事件でも?と思いながら、一言、「少しお待ちください」と伝え、お客様と電話を切るまで1分ほど待っていただき、そこから、会話がはじまりました。人生初の職務質問?で、少しドキドキしました。警察の方は二人います。

警察官①「こんばんは。防犯パトロール中でして、他県ナンバーなので、声を掛けました。」

警察官②「他県ナンバーがダメなわけではないのですが、コロナのご時世でもありますしね。」

僕「ご苦労様です。」

警察官①「免許証拝見してもいいですか?」

僕「どうぞ。」

警察官①「免許がブルーですね。この免許の期間に事故とか違反しましたか?」

僕「更新の前、仕事中に、一時停止で・・・すみません」

警察官①「反則金は支払ってますか?」

僕「はい、もちろん!」

警察官①「うっかり、支払っていない人もいるので照会してもいいですか?」

僕「(ん?意味わからん)どういう意味ですか?払ってますよ?ところで、照会ってなんですか??」

警察官①「あのね、お巡りさんも、お仕事で言ってるの!ほら、行方不明の人とかもいるし。

僕(えぇ・・・なんかすごい圧力で、子どもに言うみたいに言ってきた・・・僕、ほぼ禿げてるレベルでオッサンだけど、ナニコレ・・・ってか行方不明の人ってなんだよ・・・ここにいるよ。)「・・・・・はい。ちょっと意味が分からなくて・・・」

警察官②「ですからね、防犯で回ってまして、あなたの安全のためにも、免許証照会していいかな!?

僕(いやいや、ナニコレ。意味わからん過ぎる・・・絶対市民への態度じゃないよ・・・えっ・?ニセモノの警察官かな?怖すぎる・・・免許証見せてしまったから住所バレてるよ。あのライトの横にカメラとかあるのかな。いや、アップルウォッチで録音すればよかった・・・警察手帳見せてとか言ったら、腰の棒で殴られるかな・・・こえぇぇぇ)「えっ、あっ、だから・・あの、意味がわからな・・」

警察官①「何!?嫌なの!?!?」

僕「・・・・嫌・・・嫌と言えば、嫌です。なんですか、その言い方。」

警察官②(警察官①と見つめあい)「じゃあ、結構です!」

僕「えっ・・・あっ、ハイ。」

そして、走り去るパトカー。「ご苦労様です」と頭を下げる僕・・・・

どういうこと・・・?これでいいの?なんか僕ってペナルティある?いや、そもそも本当に偽警察官なのでは・・・・怖いよーーーー!


警察署の相談窓口へ電話してみた

90%・・・いや、99%、本物の警察官だと思う。ちゃんとしたパトカーだったし、制服も着てた。何より実害がない。でも、なにか他に狙いが・・・?逆に、あんなわけ分からない会話する意味が分からない・・・

安心のために、相談窓口に連絡して、そういうパトロールがあるか聞いてみよう・・・・(ググったらそういうのが、あった)


相談した結果、パトロールの履歴とかは存在しないけど、本物の警察官で間違いないとのことでした。

若い警察官で、コミュニケーションの練習中の警察官もいる。(若くなかったぞ!w)不快な思いをさせてすみません。「パトロールで回っていて、免許証を紹介すると、時に、行方不明で捜索願の出ている方や、うっかり払い忘れた反則金が判明する方もいるので、あなたがそうだとは言わないが、協力をお願いします」ということを言いたかったはずだ。と。

・・・いや、分からんでもないけど、分からないほど支離滅裂だったんですけど・・・と僕が言ったところ、「お気持ちは分かるのですが、それは間違いなく、警察官です。ご不安でしたら、謝罪も込めて、連絡させます。」とのことでした。

謝罪が目的ではないどころか、警察官のような仕事は、何より委縮してはいけないし、市民に丁寧で事件を解決できないよりは、雑でもいいから事件を解決できる方が良いと思うので、謝罪は断り、相談窓口の方との会話を終えました。



警察官も営業力を少しだけ身に着けてもいいかもしれない

僕が、今回の経験を通じて感じたことを一つ。

『もしかしたら、警察官も営業力を身に着けるほうが良いかもしれない』と思いました。

基本的に、警察官は市民の安全を守ることが使命なので、変にへりくだる必要もないですし、丁寧である必要も、ホスピタリティもいらないと、僕は考えています。

しかし、今回は、かなり端折りましたが、僕との会話は、おそらく、無駄に10分以上に達していました。(だって、怖いんだもん)

普通に会話できてたら5分。営業力が少しあったら3分で完了できる会話だと思います。

【営業力のある場合】
警察官「こんばんは!(スーツを見て)お仕事ですかー?遅くまでご苦労様です。(ラポールの形成)」

僕「ご苦労様です。」

警察官「突然すみません。驚きましたよね。(共感)」「今、防犯パトロールをしていまして、免許証拝見していいですか?(目的を伝える)」

僕「いえいえ、大丈夫です。どうぞ。」

警察官「大変恐縮ですが(クッション言葉)、免許証照会していいですか?」

僕「どういう意味ですか?照会?」

警察官「説明が足りずすみません。こういったパトロールがきっかけで、捜索願の出ている方が見つかるようなことがありまして、もちろん、あなたも違うと思いますし、ほとんどはそんなことないのですが、念のため、お願いしています。(しっかり会話)」

僕「承知しましたー」

どうでしょう?営業力ってどこでも活きるものですね。(普通の会話ではあるけど)

ほんの少し勉強すれば、もしかしたら、より効率的になり、不要な不安を市民に与えずに済むのでは・・・なんて思ってしまいました。


最後に

たった一回の経験から、警察の方も営業力を・・・というのは、かなりの暴論だと思うのですが、せっかくの経験でもあるので、思ったことをお話ししてみました。

正直、ちょっと怖い経験でもありましたが、営業という仕事に就いて良かったなと思えたので、良しとしようと思います。

では、また明日!



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