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テクノロジーの進化はマネジメントの重要性を高めている #1182


お元気ですかー?
今日のnoteは「テクノロジーの進化はマネジメントの重要性を高めている」というテーマでお話しします。
やらないよりやったほうがいいことで、この世界は溢れています・・・!

テクノロジーの進化がもたらした変化

テクノロジーの進化は仕事のやり方を変えてくれました。
オンラインミーティングやクラウドベースのツールが大幅に進化し、そして、新型コロナウイルスという外圧により、かなりのスピードで浸透しました。例えば、ZoomやMicrosoft Teamsなどのオンラインミーティングツールのおかげで、場所に縛られずに会議ができるようになり、商談ですら、訪問しないで成立するようになりました。(そんな日は2030年までやってこないと思っていました!)

以前は、重要な会議のためにわざわざ出張しなければならなかったり、会議室の予約やアレンジをしていました。しかし、今では数クリックでミーティングをセットアップし、参加者全員がどこにいてもリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。これにより、時間とコストの節約が実現され、ビジネスのスピードが格段に上がりました。

やらないことを決めることがより重要に

・・・上がりました・・・よね?
僕は、このあたりからすごく疑問が増えてきますw
テクノロジーの進化に伴い、簡単にミーティングをセットできるがゆえに、ミーティングが増えたり、参加人数が増えてはいないでしょうか。
僕は新型コロナ前より、今のほうが「念のため」に呼ばれている打ち合わせが増えているように感じています。やれることが増えたことで、やるべきことを絞り込むことが難しくなってきているのではないでしょうか。

そもそも、多くの仕事は「やらないよりやったほうがいいこと」ばかりです。そして、今までは物理的に制限があってやれないがゆえに、「やらない」ことになっていたことができるようになったことで、やるかやらないかを決める必要が出てきています。これがマネジメントにとって新たな課題となっていて、そのことに気が付かずに仕事を膨大にしてしまっていることもあるように感じるのです。

例えば、僕が所属していたある企業では毎週定例のオンラインミーティングが設定されていましたが、その会議の内容が重複していたり、参加者全員が必ずしも必要な情報を得られていなかったりすることが多々ありました。
参加しないよりもしたほうがいい人、やらないよりやったほうがいい共有・・・そういった仕事が比較的暇で声が大きい人が設定することで、増殖していたのです。

ここで重要なのは、やらないことを決めることです。テクノロジーのおかげで多くのことが可能になりましたが、その分、何をやらないかを明確にすることがマネジメントの重要な役割となっています。

テクノロジーを上手に活用するためのマネジメント

そのうえで、僕が一番恐れているのが、「念のため」の仕事が「当たり前」になっていくことです。
僕はちゃんとしたオジサンなので、便利になる前の仕事の仕方を知っています。具体的に、「○○の仕事は以前は物理的にできなかったからやってなかったけど、なんとかなったよ」という情報を持っています。
でも、だんだんと昔を知らない人が増えてきています。ベテランたちが「便利になってできるようになったけど、あえてやらないこと」を決めないと、惰性で行われる無駄な仕事が増えすぎてしまうのではないかと思うのです。

テクノロジーの進化は確かに素晴らしいものであり、多くのメリットをもたらしています。一方で、仕事の合間にパチンコ屋にいた人や喫茶店で時間をつぶしていた営業パーソンを減らし、指示と意思決定をしっかり行い、後はフラフラしているマネージャーを減らしたのではないでしょうか。
サボれることが豊か・・・なんて言うつもりはないですが、便利になるとともに余裕がなくなっていくのは、ちょっと本末転倒だよなーって思うのです。

最後に

テクノロジーの進化により、ビジネスの世界は大きく変わりつつあります。しかし、その変化に対応するためには、マネジメントの役割がますます重要になっているように思います。(一人でビジネスしている人とか効率いいですもんね・・・)やらないことを決め、チームの生産性を最大化するために、リーダーシップを発揮する人材の価値は上がっていくのではないかと思います。
では、また!


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