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「なぜなぜ分析」の難しさ

今日は「フレームワークって実際に使おうとすると難しいよね」とか「なぜなぜ分析(5why)ってやることはシンプルだけどピンと来ない・・」という人に読んでほしいです。

今日は、3日連続の社内研修の2日目でした。そこで、課題解決のフレームワークの話があり、なぜなぜ分析(5why)というフレームワークを教わりました。

以前も何かの本で読んだことがあり、シンプルかつ本質的だなと感じたことを思い出しましたが、いつの間にか使わなくなっていたのでそのことについて考えました。


なぜなぜ分析とは

以下、Wikipediaより

なぜなぜ分析(なぜなぜぶんせき)とは、ある問題とその問題に対する対策に関して、その問題を引き起こした要因(『なぜ』)を提示し、さらにその要因を引き起こした要因(『なぜ』)を提示することを繰り返すことにより、その問題への対策の効果を検証する手段である。トヨタ生産方式を構成する代表的な手段の一つである。

5why分析とも呼ばれ、今日の研修でも5回の「なぜ」を繰り返していました。

例で出てきたのは

ワシントンDCの記念碑が痛んでいることを解決するというものでだいたい↓みたいな感じだったと思います。(ちょっと違うかもw)

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なるほど、普段の僕だったら、掃除用の化学物質が強いなら少し弱いので掃除しようよ!とか言って、表面上の解決を図ることでしょう。

むしろたぶん解決しないね。これは。弱くしたら掃除できねぇぞ!とかになると思われます。

5回、なぜを繰り返せば、対策は大きく変わり、虫が寄ってこないライトに変更するとかライトアップをやめるとかそういうことで、記念碑が痛むことを根本的に改善できるわけです


めっちゃすごい!っていつも思う

僕はこういった話を聞くと、めっちゃすごいじゃーん!!ってなります。100%なりますw単純です。

もう忘れたけど、初めて「なぜなぜ分析」を知った時もすげーって思ったし、今日もすげぇぇぇ!って思いました。

でも、結局実践はできていないんですよね。

今日の研修で使って気が付いたのですが、僕が「なぜなぜ分析」を使えなかったのは、事実ではなくて印象で「なぜ?」を深堀していったからだと思います。

例えば、今日の研修でも

「課題:結論が出ない」→なぜ→「意見がぶつかる」→なぜ→「我が強いから」→なぜ→「櫻井が主張が強い」・・・・・

ってなって3回で終わりました。ってか僕への悪口じゃん!

思えば、普段の仕事で使おうとしても主観や印象が入り込んでしまい3個目くらいで終わるし、個人攻撃や対策を出しがたい結論が出てしまったりしていました。(だからなぜなぜ分析を使わなくなった)

今日であれば、

結論が出ない→ゴールが共有できていないから→ゴールを全員意識していない→序盤に決めてから振り返っていないから→見える場所にゴールを明記しておく

↑こんな感じになれば僕への個人攻撃にはならずに済んだはず・・・w


最後に

「なぜなぜ分析」に限らず、フレームワークを使うときは事実をもって思考できているかがすごく大切だろうなと実体験で思いました。

どうしても印象や思い込みが先行してしまってうまくフレームワークという武器が使えないことが多いですが、これからは事実のみをベースに考えるようにしていこうと思います。

そして、研修が終わってそんな感想を思った後、きっと何かの本で読んだ時も「事実」をもとに考えるって書いてありそうだなとも思いました。

本読んだだけでは使えなかったりしますよね!使える知識を身に着けるのは難しくて根気のいるものです。

ちなみに「なぜなぜ分析 事実」でググってみたら、一番上に↓のサイトが出てきました!

悪い例示もなされたうえで、事実に集中!って書いてありました。良ければ読んでみてください。


ですよねぇー!と改めて勉強できたのですが、ググれば済んだ話でしたということではなく!!!(ほんとに!)

自分で体験して気が付くのも大事だよねという結論でした。

では、また明日!



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