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【#1063】次も派遣を選ぶなら、派遣会社は辞めるな

こんにちはー!
今日のnoteは「次も派遣を選ぶなら、派遣会社は辞めるな」というテーマのお話です。
次の1〜3月の契約を見据えて派遣スタッフさんに届けたいので拡散できる方はお願いします!!

派遣先が嫌になったら

さて、悩みながらも年末年始は仕事少なそうだしなーって思って契約更新したけど、どうしても派遣先が合わない…という方はいますか?
いますよね。
そういう時期だと思いますし、年末年始も少し考えてみてください。

そして、もしも次の更新で派遣先を変えたいと思ったら、知っておいていただきたいことがあります。
それは
「次も派遣で働くなら、同じ派遣会社から探すのが圧倒的に良い」
ということです。

職務経歴書がキレイ

なぜ、同じ派遣会社から次に行くのが良いのか?
何よりも、職務経歴書がキレイなままでいられるからです。

実際、有給も社保も引き継がれますし、派遣先が変わることは退職ではありません
たとえ、派遣先が合わなかったという理由でも。
逆に言えば、派遣先が合わないという理由が同じでも、派遣会社を変えると退職になり、社保も脱退です。
面接禁止なのに職場見学があったり、3年たったら雇用安定措置で直接雇用は切り替えの選択肢があったりと、複雑な派遣という働き方のせいで分かりにくいですが、同じ派遣会社から違う派遣先に行くというのは職務経歴の文脈では「派遣会社から指示をもらい、違う派遣先へ派遣された」ということです。
例えるなら、介護の問題で地元に帰りたいと会社に相談したら地元への転勤扱いにしてくれた的なことで、それは異動であり、退職ではないのです。

上司は選べないし、派遣営業も選べない

この話を僕はリアルで100万回言ってますが、90万回言われる言葉があります。

「その派遣先を紹介した派遣会社も、適当な対応の派遣営業も嫌なんです。」

……わかるー!
これは僕は労働者としても、サービス受ける側としてもわかります。
営業かけてる側なのに嫌な思いしたらその顧客からは買わないという不買運動をしていたら、行けるスーパーがなくなった僕には気持ちが分かりますw
あと、たぶん法律が許せば上司にうんこ投げてるかもしれないし。

なので、どうしても嫌ならこのタイミングで派遣会社ごと変えてもいいと思います。

ただ、それはせっかく職歴を1つ増やさないで済むというメリットと引き換えだということは知っておいてください。
そして、さらにいうならば、いわゆる正社員が上司を選べないように、派遣スタッフは営業担当を選べません。
派遣会社が相当にひどいなどでないなら、派遣営業は良くも悪くも担当が変わりやすいし、イマイチな担当ほど異動になったり転職したりします。(偏見)

正社員にはある程度、ボスマネジメント上司の操作が必要であるように、派遣スタッフは派遣営業をうまく転がす気概も必要なのかもしれません。その視点で我慢できたり、他の派遣会社でも営業があたりとは限らないし・・って思えたら、今の派遣会社をうまく利用して継続していくことも考えてみて欲しいです。

雇用安定措置がある

ここで、派遣会社が継続して紹介してくれない場合はどうなる?という質問をもらうことがあります。
少しシビアなことを言いますが、派遣会社が継続して紹介してくれないなら、それはあなたが働くスタンスや評価、もしくは条件を見直す機会だと思ってください。

派遣会社は派遣スタッフさんが働いてくれることでビジネスが成り立っています。
普通の従業員以上に売上に直結しますので、基本的にはなんとかして稼動いただきたいと思うものなのです。

それでも紹介されないということは、
・あなたの稼働中の評価が低い
・あなたの態度や姿勢がどうしても一緒に仕事したくない
・希望条件が狭すぎて派遣先を紹介できない
という理由くらいしか考えにくいです。

もしも派遣スタッフとしての評価が得られないなら、正社員などの直接雇用で評価されるのはさらに難しいと思うので、勤務態度かスキルか、なんらかの学び直しが必要でしょう。
希望条件が今の派遣会社が投げ出すほどに細かいなら、妥協できるラインを考え直した方が苦労しなくてすみそうです。

さらに言えば、雇用安定措置というものが派遣にはあり、3年で義務になりますが1年以上の勤務でも努力義務です。

①派遣先への直接雇用の依頼
②新たな派遣先の提供
③派遣元事業主による無期雇用
④その他雇用の安定を図るために必要な措置

上記の措置が努力義務なので、新たな派遣先の提供はあなたが希望したら派遣会社は対応する必要があります。

つまり、派遣会社が次の紹介をしてくれない状況というのはかなり考えにくい状況なのです。

無期雇用派遣もいいかも

そして、ここまで考えてくると「無期雇用派遣」という選択肢も出てきます。
「派遣先が選べないからオススメしないよ」と派遣営業に言われたという方は多いですが、その派遣営業は●●です。
だったらそんなサービス提供するなよ!って言ってやりましょう。たぶん法律がー…とモニャモニャ言ってきます。
派遣会社が無期雇用派遣を勧めないことが多いのは、仕事を選べる代わりに雇用責任が少ない派遣サービスに慣れているだけです。
そんな説明が成り立つなら「会社の都合で異動がある、仕事を選べない正社員はおすすめできないよ」ってなっちゃいます。そんなわけないですよね?

無期雇用派遣は正社員ほどの異動はないけど、有期派遣ほどは仕事を選べないという中間くらいのもので、僕が今日説明したような考えでキャリア形成をしている方にはお勧めしやすいです。
辞める時に基本的にその派遣会社に仕事を探してもらうなら、最初から無期雇用の方がわかりやすいかもしれません。強いてデメリットをいうなら無期雇用派遣は条件に合致した仕事がアサインされるのでほとんどの辞めるケースで自己都合退職になってしまうことでしょうか。(有期派遣は次が紹介されてから断っても企業都合になってたりします)

次の派遣先が途切れないように教育制度がしっかりしている会社があったり、派遣先への引き抜きも少なくない無期雇用派遣は上手く利用すればメリットも多いのではないかと思います。

最後に

今日のnoteは「次も派遣を選ぶなら、派遣会社は辞めるな」というタイトルで、派遣会社を上手に利用する辞め方についてお話ししました。雇用形態に関わらず、上手く会社を利用してキャリアを作って行きましょう!

では、また!


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